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この質問は、実はとても難しい標題ですよね。私もこれまで、約30年近く有機栽培の指導や、基準づくりに携わりました。
現在でも、有機JASの判定員や検査員をしています。これまで、検査した生産者の人を見る限りは、少なくとも普通に栽培している(慣行農法)の野菜よりも安心だし、安全と言えると信じています。ちなみに安心は心の面で、有機をしている農家の人は、少なからず健康に良い野菜を作ろうとしている方が多いです。安全は化学的な要素なので野菜1品ごとに変わってきますが、相対的に安全だと思います。もちろん、普通の農法で、農薬などを使っていても、使用基準を守っていれば、農薬の残留基準や検査などパスしているから大丈夫だといわれる方もいると思いますが、残留基準の基準値の設定などは疑問点がかなりあります。これは今の放射線汚染の基準値と同じで、○○シーベルト以下だと安全だとか、安全でないという根拠や、今の科学では安全だけど、科学技術が進歩すると、実は安全でないことが判明する件が多々あります。その例は、予防接種の強制力が弱まり任意になったり、農薬登録が失効する(問題が判明し登録できなくなる)事実でよく判ります。やはり、一番の安心は、自分で野菜をつくるか、身内の人に野菜をつくてもらうか、あるいは近所の信頼出来る農家さんに。安全面では、環境の良いところです。周りに農薬をまく人がいないところや、空気、水などのきれいな場所で、人が口にできるモノ(米ぬかなど)を肥料にしたり、焼酎や酢などの食品や安全性の確認された天然のもので病害対策をするというような栽培になると思います。一番いいのは、病気や虫が出ないような栽培や環境で、無農薬にする事でしょうが。きっと値段も良い(高い)野菜になると思います。最近では、有機かそれに近い野菜の宅配も進んできているように思います。話が長くなりました。この表題は一人一人が持っている考えや、体験によるのかもしれません。でも、私は、知らない人が作っている野菜ならば、一般の野菜よりも、有機野菜を食べることにします。次回は一般で言う、有機と有機JAS違いを書きます。このイラストの著作は野菜トランプのイラストレーター 厚焼サネ太さんにあります。コピー使用厳禁。お願いします。
旅ネコ漫画吉田くん書かれています。
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