北海道大学植物園4
写真10
canon5Dmark2 35-350mmLUSM ISO400 SS/125 F5 焦点距離130mm
ぎゅっと濃縮した葉の厚みを表現してみました。
写真11
canon5Dmark2 35-350mmLUSM ISO100 SS1/125 F5 焦点距離120mm
下の部分を切り取ることにより全体が広く見えます。
写真12
canon5Dmark2 35-350mmLUSM ISO100 SS1/160 F5.6 焦点距離135mm
バナナが芸術作品になりました・・。
ウィキより
北海道大学植物園は,札幌駅から徒歩で約5分,北海道庁の西に位置しています。周囲はビルが建ち並び,コンクリートと騒音に満ちた世界ですが,ひとたび植物園に足を踏み入れるとそこには全く別の世界が広がっています。かつてここには木々に囲まれた湧き水があり,そこを水源とするサクシュコトニ川は現在の北大構内を通り,豊平川につながり日本海に注いでいました。園内にあるハルニレ(エルム)の巨木や湿地はそのころの原始の姿を今もとどめています。北海道のように北の地域に育つ植物の多くは,雪解けとともに活動を始め,春の終わりの短い期間に一斉に花を開きます。その時期の植物は最も活力のある姿をみせてくれます。植物はその営みとして太陽の光エネルギーを吸収し,葉から水分を蒸散します。そのため夏の木々を渡る風は涼やかです。夏の真昼に植物園を訪れ,木陰に腰を下ろし,都会の真ん中で味わう最高の贅沢を堪能してみてはいかがでしょうか。秋,植物は厳しい冬に向かう準備を始めます。植物園の紅葉の美しさのなかに,植物生存の巧みな仕組みを伺い知ることができます。
北海道大学植物園は,歴史のある,日本でも有数の植物園のひとつです。園内には樹木園,高山植物園,灌木園,草本分科園,北方民族植物標本園などの施設があり,北方地域や高山に生育する植物を実際に見ながら,その分類や生態を知ることができます。また,温室には,ラン科植物,熱帯・亜熱帯植物,多肉植物のコレクションがあります。このように,日ごろ目にすることのできない奇抜な植物に出会えるのも植物園の魅力です。園内の博物館には津軽海峡以北に生育した動物や鳥類の剥製,さらには民族学的・考古学的に貴重な資料などが展示されていて,北海道の動物や分化
の歴史を知ることができます。