
野菜トランプなるものから、出題します。なぜ、アスパラなどはスーパーに行くと、斜めに起こして、冷気をかけているかご存知ですか。 基本的に野菜は畑にある状態(姿勢)が良いと言われています。アスパラやネギ、シュンギクなどで横に寝かせておいて、先端が起き上がろうとして、エビゾリになった状態を見た方も多いと思います。屈地性というようですが、重力に逆らってまっすぐ伸びようとするためです。例えば、サカサマにしたポットに種をまいても、芽は下方には伸びず、必ずUターンして天に向かって伸びていきます。アスパラなどはそのため、横に寝かしておくと、体内の栄養分を使って起き上がろうとするため、味や栄養分が落ちると言われています。そのため、陳列上のこともあり、立てずに斜めに起こして、冷気をかけ、仮死(休眠)のような状態にしています。クマもできるだけエネルギーを使わないように、冬眠しますよね。 トウモロコシも鮮度がすぐに落ちるため、朝どりし、立てた状態で流通されることが普通になっています。大根やニンジンはどうでしょうか?、根ものなどの野菜は比較的、鮮度が落ちにくく、寝かしておいても良いようです。もし、立てて保存となると、冷蔵庫の野菜室も縦長になっていたのでしょうか?というわけで、アスパラなど、横に寝かして販売している所は、ス-パーとしては、ちょっと、どうかなぁという気もしますが。みなさんは、お買いものの時に、気にしていますか?