携帯電話の登場以来、手軽な写真撮影はカメラではなく携帯やスマホの「カメラ機能」に取って代わられました。より良い写真を撮るために、電話のレンズや処理機能はどんどん高品質になり、一眼レフのメーカーとコラボすることもしばしば。

近年、カメラのブランド名を冠したスマートフォンが話題です。中でも2024年の話題をさらったのがシャオミのハイエンド端末「Xiaomi 14 Ultra」。ライカと共同開発したカメラ機能は、画質や機能的にもスマートフォンの固定観念を超えるものとして、モバイル系メディアやジャーナリストの選ぶアワードでも2024年を象徴する1台に選ばれていました。
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Xiaomi スマホのバッテリー
まず、両者のスペックについて、カメラを中心にチェックしていこう。Xiaomi 14 Ultraは中国Xiaomiのフラグシップスマートフォン。本機種は広角カメラ、超広角カメラ、2つの望遠カメラを合わせた計4つのカメラを備え、全て5000万画素のものを採用する。レンズはライカの「ズミルクス」を冠する高品質なものを採用する。
広角カメラには1型の大型イメージセンサーを採用し、スマートフォンでは珍しい可変絞り機構を備える。絞りをF1.9〜4.0まで可変させることで自然なボケ表現の他、光芒(こうぼう)の演出もできる。
中国の家電メーカーXiaomiの最新Androidスマホ「Xiaomi 15 Ultra」のデザインが、老舗カメラブランドLeica(ライカ)の「M11」に寄っているというリーク情報が出てきました。
「Xiaomi 14 Ultra」は、本誌CAPA CAMERA WEBにとっても「Xiaomi U30 Photo Contest 2024」を共催した縁深い存在。そこで今回はシャオミ・ジャパンの“中の人”に取材を敢行。
カメラ以外のポイントはプロセッサにSnapdragon 8 Gen 3を採用し、512GBのストレージを備える。ディスプレイは6.8型、1220×2720ピクセル、ピーク輝度は3000ニトと明るい。IP68等級の防水性能や90Wの急速充電機能を備えるなど、フラグシップにふさわしいスペックといえる。Xiaomi直販サイトでの価格は19万9900円(税込み、以下同)。
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