1949年にドラゴンズ最初の日本一の立役者である杉下茂が
背番号20番を背負って以来、ドラゴンズを代表する投手や、
期待される投手に背番号20番が与えられてきた。
ドラゴンズにとって背番号「20」はエースナンバーであり、特別な意味を持つ。
ドラゴンズ背番号「20」栄光の系譜を見てみよう。
杉下茂(1949年〜1960年)
権藤博(1961年〜1969年)
渡部司(1970年)
星野仙一(1971年〜1982年)
小松辰雄(1984年〜1994年)
宣銅烈(1996年〜1999年)
川崎憲次郎(2001〜2004年)
中田賢一(2005年〜)
錚々たるメンバーである。
ただ、落合監督は「エースナンバーは18」が持論であり、
そのため、希望獲得枠ではなくドラフト2巡目入団の中田賢一に
「空いていた背番号」として20を与えている。
しかし、今や中田は川上憲伸、朝倉健太とならぶ先発の柱となり、
「20」を背負うにふさわしい投手として成長した。
やはり中日ドラゴンズの「20」は特別なのである。