こんな写真撮ってみようシリーズ 『滝』
滝の写真は色々なパンプレットでも良く見ますが、大きく分けて2つのスタイルの写真があることにみなさんお気づきですか?2つのスタイルとは有る意味『好み』になるのですが、SSの速度に大きく起因しています。では順番に説明していきましょう。その前に必勝法ですが・・
『滝や川の撮影は、2つの表現を使いこなす』です。
1.低速シャッタースピード
SSを0.5秒以下のゆっくりとしたスピードで撮影します。これは水の流れを流し撮りをし、水の帯のようにつなげてしまう方法です。主に表現方法としては『流れを速く見せる』、『水量を多く見せる』、『幻想的に』、『冷たい温度』などを表現していきたいときにはSSを遅くする方法です。
注意事項・・・低速SSですので『ブレ対策』は絶対に必要です。
対処方法・・・三脚などを使い固定し撮影しましょう。
2.高速シャッタースピードSSを1/1000秒以上の高速SSで撮影する方法です。これは水の流れを完全に止めてしまう方法です。水滴一敵一滴を丸く写し止める方法です。主な表現方法として『力強さ』、『水の重さを表現』、『豪快な音』、『透明感』などを表現していきたいときはSSを速くする方法です。
注意事項・・・高速SSですので『明るさ確保』が必要になってきます。
対処方法・・・感度をあげるなどして撮影しましょう。
この撮影を使い分ける方法はモードダイヤルで『SS優先』にすることが大事です。Pモードなどでは、『どっちつかずのSS』が選択されることが多く、失敗することが多いです。もう少し詳しくすると、Mモードで絞りも選択していくことになりますが、今回はわかりやすくSS優先モードでの紹介をしました。