お城の要塞としての機能性は、縄張(設計、構成、仕組み)のよしあしで
決まります。姫路城の縄張は、抵抗(防御)線が3重の螺旋形になった複雑
巧妙なもの。これは江戸城と姫路城にしか類例のない形式です。
5重6階の大天守と3つの小天守が渡櫓(わたりやぐら)でつながり、幾重
にも重なる屋根、千鳥破風(はふ)や唐(から)破風が、白漆喰総塗籠造
(しろしっくいそうぬりごめつくり)の外装と相まって、華やかな構成美
をつくっています。
姫路城はその400年の歴史の中で、戦にまみえることなく、近代の戦災に遭
うこともなかった、たぐいまれな城です。その結果天守や櫓、門などの保存
状態が非常によいうえ、ほかに類例のない遺構も多く、極めて貴重な文化遺
産となっています。
写真1
canon5Dmark2 24-105mmF4 IS-L F11 75mm 1/80 ISO250 EV+-0
普通に縦撮りで一枚
写真2
canon5Dmark2 24-105mmF4 IS-L F11 24mm 1/60 ISO100 EV+-0
ちょっとひねってもう一枚
写真3
canon5Dmark2 24-105mmF4 IS-L F5.6 80mm 1/100 ISO100 EV+-0
鬼武者(ゲーム)でこんなイラストがあったのを思い出し一枚
コメントはまだありません。