ワールドカップ南アフリカ大会の準決勝、ウルグアイVSオランダは、
オランダがウルグアイを3-2で下し、32年ぶりの決勝に進出した。
オランダは前半18分に中央からパスを受けたファンブロンクホルストが、
左サイドから約30mの強烈なシュートを放ち、ゴール右上隅に突き刺して先制した。
しかし、同41分にウルグアイのフォルランがカウンターからパスを受けて
自ら上がり、左足で豪快なミドルシュートで追いついた。
1-1のまま試合は後半へと折り返し、同25分、ペナルティーエリア左で
パスを受けたスナイデルが右足でシュート。DFに当たってコースが
変わったボールが右隅に決まり、勝ち越しに成功。
スナイデルは今大会5得点目で、スペインのビジャと並ぶ得点王争いのトップタイに躍り出た。
さらにその3分後、ロッベンが左サイドのカイトからのクロスに
頭で合わせてゴールを決め、一気に突き放す。
ウルグアイも最後まであきらめず、後半ロスタイムに
フリーキックでガルガノから右サイドでパスを受けたM・ペレイラが
ゴールを決め1点差とする気迫を見せたが及ばなかった。
決勝に勝ち上がったオランダは、ドイツVSスペインの勝者と
11日27時30分(日本時間)にサッカー・シティ・スタジアムにて激突する。