1999年9月26日の阪神vs中日(ナゴヤドーム最終戦)
ナゴヤドーム最終戦。
優勝を目指す中日ドラゴンズは阪神タイガースに対して2-1とリード。
9回表には守護神・宣銅烈が登場し、勝利は確実と思われた。
ところが、宣はマーク・ジョンソンに3ランを打たれ2-4とまさかの逆転を許す。
絶体絶命のピンチ。絶望感が漂う9回裏。
しかし、ここから中日奇跡の逆襲が始まった。
ゴメス、立浪がヒットを放ち、1アウト1,2塁。
ここで、山崎武司。
渾身の一振りは福原のストレートをレフトスタンドに叩き込んだ!
劇的な逆転サヨナラ3ラン!
打った瞬間にホームランを確信した山崎は、
打席で高々と両手を挙げ「X」ポーズでその喜びを爆発させた!
5-4と逆転勝利を果たし、マジックを5としたドラゴンズは、
その4日後、7連勝で一気に優勝を決めたのだった。