ワシは第六天魔王 織田信長じゃ。
奈良は東大寺正倉院に伝わる宝物に「黄熟香(おうじゅくこう)」という香があるのだが、別名を「蘭奢待(らんじゃたい)」という。
香といっても線香のような加工されたものではないぞ。
でっかい香木じゃ。
8世紀に正倉院に納められたとされておる。
この香木の切り取りは時の権力者でも許されなかったが、
記録では、このワシ信長と足利義政、明治天皇の3人のみが切り取ったことになっておる。
まさに帝王の中の帝王のみにしか手に入れることができなかった伝説の宝物なのじゃ。
(実際にはもっと多くの人間が切り取っておるようじゃが・・・。)是非に及ばず!!
ちなみにこの「蘭奢待」の文字の中に「東大寺」という文字が隠されておる。
おぬしに見えるかな?