最近のレースで、ブラウンGPよりも明らかに速いマシンとなった印象のあるレッドブルですが、
次のレースではそのレッドブルの空力パーツが姉妹チームのトロ・ロッソにも提供が始まるとのことです。
トロ・ロッソはここ数レースではあまり目立った活躍もなく、下位を争っているフォースインディアにも前を行かれている感があります。
しかしこのアップデートにより、約0.9秒のタイム短縮が見込まれるとドライバーであるブエミの証言。
0.9秒といえば、前回ドイツGPのフリー走行3回目(天候により予選は参考にならない為)でいうと、
17番手のブエミが2番手タイムになる計算です。
それだけ今のF1は接近していることになります。
そこでそのトロ・ロッソのドライバーでどちらが活躍するかというと、断然ブエミ。
ルーキーだというのに、ブルデーよりもコンスタントに速いです。
一方のブルデーとはいうと、次戦ハンガリーでは19歳のジェイム・アルグエルスアリが代わりにシートに座るというのがもっとものうわさ。
もしかするとアルグエルスアリがセバスチャン・ベッテルが保持している、最年少ポイント獲得記録を塗り替えるかもしれません。
ただ、経験とことでは冬のテストから走りこんできて、今年ポイントを獲得しているブエミのほうが上。
レッド・ブル、トロ・ロッソの旋風がハンガリーでは吹き荒れるかもしれません。