Lv.25
むし歯の進行段階と治療法<o:p></o:p>
むし歯の進行段階その1:C0(シーオー)<o:p></o:p>
まだ初期段階のむし歯です。エナメル質表面の脱灰(ミュータンス菌の出す酸で歯が溶けること)が始まり、変色が見られます。しかしまだ穴は開いていません。<o:p></o:p>
治療法<o:p></o:p>
この段階においては歯科医院での治療を受けることなく、丁寧な歯磨きなどセルフケアによって状態を元に戻すことが可能です。<o:p></o:p>
むし歯の進行段階その2:C1(シーワン)<o:p></o:p>
むし歯の症状が進み、歯の表面のエナメル質に穴が開き始めています。ほとんどの場合痛みはまだ出ませんが、冷たい飲み物がしみることがあるかもしれません。<o:p></o:p>
治療法<o:p></o:p>
この段階においては自然治癒は望めません。歯科医院を訪れて治療を受けましょう。治療としてはむし歯の部分を削り、その箇所に詰め物をします。むし歯が神経に達していないため麻酔をせずに治療できる場合が多いです。<o:p></o:p>
むし歯の進行段階その3:C2(シーツー)<o:p></o:p>
ミュータンス菌による脱灰がさらに進み、エナメル質のさらに奥にある象牙質にまで菌が達しています。冷たいものだけではなく温かいものもしみるようになりますが、常に痛むことはまだありません。<o:p></o:p>
治療法<o:p></o:p>
むし歯の部分をドリルで削り、その箇所に詰め物をする治療です。この段階では削ると痛みが出るために麻酔を必要とすることがほとんどです。<o:p></o:p>
むし歯の進行段階その4:C3(シースリー)<o:p></o:p>
象牙質の奥にある歯髄にまでむし歯菌が達しています。菌におかされた歯髄が炎症を起こして何もしなくてもズキズキとした痛みが出るようになり、日常生活に支障を来たすようになります。<o:p></o:p>
治療法<o:p></o:p>
炎症を起こした歯髄を放置すると歯全体が腐ってしまうため、神経を取り除きます。治療としては大がかりなものとなります。<o:p></o:p>
むし歯の進行段階その5:C4(シーフォー)<o:p></o:p>
歯のほとんどが溶けてしまい、歯根だけが残った状態です。この状態では被せ物をすることもできず、歯としての機能を取り戻すことは不可能です。<o:p></o:p>
治療法<o:p></o:p>
麻酔をしてから抜歯をします。<o:p></o:p>
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