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歯周病は初期段階で自覚症状があらわれにくい病気です

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2020年3月23日

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歯周病とは、お口の中の歯周病菌により、歯を支える歯茎や歯槽骨が破壊されていく病気のことを意味します。 ブラッシングが不十分になりがちな歯と歯茎の境目(歯肉溝)などで歯周病菌が繁殖すると、歯肉の辺縁に炎症(歯肉炎)を引き起こします。歯肉炎の段階で痛みを感じることはほとんどありませんが、気付かないまま放置していると、症状は知らないうちにどんどんと進行し、歯肉溝(歯周ポケット)が深くなっていきます。そして、最終的には歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯がグラつき、ひどい場合には抜歯が必要となる場合もあります。<o:p></o:p>

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歯周病と全身疾患との関係<o:p></o:p>

歯周病は初期段階で自覚症状があらわれにくい病気です。そのため、歯周病は「サイレント・アーミー(沈黙の病気)」とも呼ばれ、症状を放置していれば、糖尿病や心臓病・脳の血管障害といった様々な全身疾患を引き起こす原因にもなります。
例えば、歯周病は以下のような全身疾患と深い関係性にあります。<o:p></o:p>

糖尿病を悪化させる<o:p></o:p>

歯周病はこれまで糖尿病の合併症の1つと考えられてきましたが、近年では「歯周病が糖尿病を悪化させている」という逆の関係性があることも明らかになっています。つまり、歯周病と糖尿病は相互に悪影響を与え合っているのです。しかし、これは同時に「歯周病を治療することによって糖尿病を改善することができる」ということも意味しています。そのため、糖尿病と歯周病の両方の症状をお持ちの患者様は、早期に歯周病治療を行うことが望まれます。<o:p></o:p>

誤嚥性肺炎を引き起こす<o:p></o:p>

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)とは、誤って食べ物などの異物(もしくはお口の中の細菌)が肺に入り込んでしまうことで発症する肺炎です。通常、肺には異物が入らないように「咳をする」ことで器官を守る機能があります。しかし、こうした機能は加齢とともに衰えていき、食べ物などと一緒に肺の中へ歯周病菌を侵入させてしまう場合があります。誤嚥性肺炎を未然に防ぐためにも、歯周病予防が大切です。<o:p></o:p>

プラークコントロール<o:p></o:p>

プラークコントロールは歯周病のもっとも基本的な治療法です。虫歯や歯周病を引き起こす原因となる口内の有害プラークを取り除き、お口の中に無害な細菌グループを作り出します。プラークコントロールではまず、口内の歯垢や歯石をキレイに除去するためのお口のクリーニング(PMTC)を行います。その後、初期の治療で取り切れなかった歯周ポケット内の歯石を除去します。<o:p></o:p>

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スケーリング・ルートプレーニング<o:p></o:p>

プラークコントロールで口内環境が徐々に改善してくると、歯周ポケット付近に蓄積された歯石や汚れを取り除くためのスケーリング・ルートプレーニングを行います。これに加えて、クリーニングを行ったあとも良好な口内環境を維持できるように、1人ひとりの患者様に合った適切なブラッシング方法についてご指導いたします。歯周ポケットの非常に深い部分に歯石が付着している場合は、歯石を取り除くために歯茎の切開を行う場合があります。<o:p></o:p>

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