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歯周病は放っておくと歯が抜けてしまう病気。しかし悪影響はそれだけではありません

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2019年12月23日

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「歯周病」という言葉はよく耳にするけれど、実際どんな病気なのかということはあまり知られていないのではないでしょうか? 実は歯周病は、日本の成人の約8割が患っているか、その予備軍といわれる病気で、歯を失う原因の第一位でもあります。<o:p></o:p>

歯周病の原因はプラークや歯石に潜む歯周病菌。歯周病菌は、歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットをどんどん深くし、徐々に顎の骨を溶かしていきます。歯周病は初期症状がほとんどないため気付くのが遅れることもあり、手遅れになると歯が抜け落ちてしまうという怖い病気なのです。<o:p></o:p>

歯周病と全身疾患の関連性<o:p></o:p>

歯周病は放っておくと歯が抜けてしまう病気。しかし悪影響はそれだけではありません。歯周病がお口だけではなく、全身疾患と関連しており、糖尿病や心臓病、早産などを引き起こすことが指摘されています。<o:p></o:p>

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糖尿病<o:p></o:p>

歯周病は血糖値を下げるインスリンの生成を抑制したり、血糖コントロールを阻害したりするなど、血糖値の上昇を招きやすくします。そのため糖尿病にかかりやすくなります。<o:p></o:p>

心臓病<o:p></o:p>

歯周病菌が血液を介し体内をめぐって心臓にたどり着き、歯周病患者は血管に血栓をつくることがあります。その結果、動脈硬化などの心臓病を引き起こすといわれています。<o:p></o:p>

早産<o:p></o:p>

歯周病菌によって子宮の収縮が起こることがあるため、健康な妊婦さんに比べて早産のリスクが約7倍にもなるというデータがあります。妊娠期の歯周病は注意が必要です。<o:p></o:p>

基本治療<o:p></o:p>

歯周病の原因となる歯肉の下に入り込んだ歯垢(細菌性プラーク)や歯石を特別な器具を使用して除去します。歯周病治療において最も基本的で重要な治療です。この治療だけでも多くの歯周病を治癒させることができます。しかし、同時に口腔衛生管理が十分に行われることが必要です。歯周病の進行具合によっては数回かかることもあります。基本治療が完了したところで、基本治療の効果を調べるために検査を行います。<o:p></o:p>

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メンテナンス(予防プログラム)<o:p></o:p>

治癒後は、再発を防ぐために定期的に検査をしていきます。これは早期発見・早期治療のためだけでなく、予防のためでもあります。その方によって間隔は異なりますが、13ヵ月おきに来院していただき、歯周病の検査・処置を行ないます。その際、口腔衛生管理がしっかりと行なわれているかどうかを確認します。口腔衛生管理が不十分であると歯周病が再発してしまうからです。メンテナンスの重要性については、今までにも多くの研究が発表されており、治癒後にメンテナンスを行なわなかった場合は、歯周病が再発してしまうことがわかっています。<o:p></o:p>

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