2009年の新レギュレーションで使用が注目されている
エネルギー回生システム「KERS」ですが、
どうやら、開幕戦に間に合うのはBMWのみとなりそうです。
メリットを存分に生かすことができれば、強力な武器となるのだが、
予想以上の開発コストと安全性の確立について、多くのチームが悩んでいます。
BMWでさえ、KERS非搭載のマシンをテストして、
開幕の状態でどちらがいいのかを比較して持ち込むことを明らかにしています。
この分野で先行していたHONDAが撤退し、開発が進まない中、
コスト高を懸念しているF1界にとってこのシステムは、
どのように対処されていくのでしょうか。