夏の人気者!おなじみの国産カブトムシの成虫の飼育方法についてです。
じつは、成虫なら飼い方はとても簡単。飼育に必要なものや、飼育のコツなどをご紹介します。
●飼育に必要なもの
昆虫用飼育ケース:
昆虫用のプラケース。カブトの成虫にはできるだけ大きいものを。
昆虫用のプラケース(虫かご)を使いますが、できるだけ広くて大きめのケースがおすすめです。
1つのケースで複数飼いするのは避け、1ケースに1匹。もしくはオス・メスの1ペアが理想です。
(狭いケースで複数飼いすると、餌の争いなどでケンカしたり、弱って死んでしまうため注意!!)
昆虫用マット(床材):
昆虫用のマット。昆虫用でないものを使うときは薬剤などに注意。
ホームセンターなどで売られている、昆虫用のマットや床材を使うのが一番安全で安心です〜。
園芸用の腐葉土やおかくずなどは、さまざまな物質や農薬などがついていることがあります。
カブトムシにあわないものだと死んでしまうので、昆虫用のもの以外は使うとき注意が必要です。
昆虫用ゼリー(エサ):
カブトムシの餌に一番よい。これだけで必要な栄養素が補える。
カブトムシの餌でもっともよいものは、ホームセンターなどで売られている「昆虫用ゼリー」です。
必要なすべての栄養素をバランス良く含むので、これだけ与えていれば飼育することができます。
(スイカや果物類は、カブトムシには水分が多すぎることと栄養素が少ないので餌には不向き!!)
止まり木(生活場所):
カブトムシ専用の止まり木。カブトムシの足場と生活場所になる。
カブトムシにとっての足場でもあり、普段の生活場所にもなる、ちょっとした止まり木が必要です。
木の表面をくりぬいて餌皿になっているものは、そこに昆虫ゼリーなどを入れておくと安定します。
昆虫用のものでも、いろんなデザインのものや大きさのものがあるので用途に応じて選びます。
歩きやすいもの:
落ち葉、樹の皮、昆虫用の木材など。歩きやすく足場になるものを。
カブトムシが歩きやすくなる足場や、ひっくり返ったとき起き上がる足場になるグッズが必要です。
カブトは、ひっくり返ると起き上がることができず、そのまま時間が経つと弱って死んでしまうことも。
森にあるものを少し入れることで、カブトムシにとって歩きやすく自然に近い飼育環境になります。
きりふき(保湿用):
乾燥しすぎないよう、一日1回を目安にマットに湿り気をあたえます。
●飼育と毎日のお世話
カブトの飼育に必要なものをゲットしたら、あとはセッティングも毎日のお世話もとっても簡単!!
昆虫用のケースに、湿らせたマットを10cmほど敷き詰めて止まり木などのグッズをセットします。
マットの表面が乾燥しすぎないように様子を見て、必要な時はきりふきでシュッシュしてあげます。
カブトムシのエサの量の目安は、だいたい1〜2日でゼリーを1つを食べるくらいのペースです。
そう、けっこう食べます。餌がなくなっていないかこまめにチェックして、ゼリーを補給していきます。
カブトムシの寿命は、羽化して成虫になってからだいたい2ヶ月。ひと夏しか生きることができません。
卵から生まれて1年で、ひとつの命が終わります。大切に育ててあげましょう〜♪(・▽・b)))
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