カブトムシのエサは、最近ではホームセンターなどで売っている「昆虫ゼリー」がメイン。
昆虫ゼリーがなかった頃のエサは、スイカ・メロン・桃・リンゴ・バナナなどの果物でしたが、最近では「カブトムシに与えてはいけない!」というのが飼育の基本になってきています。
最近のカブトムシ・クワガタムシの飼育事情について、詳しく調べてみました。
●与えてはいけない理由は?
野生のカブトやクワガタは、クヌギなどの樹液がエサでそれ以外のものは食べません。
「スイカやメロンなどの野菜や果物、砂糖水は、カブトやクワガタにとって水分が多すぎる割に
必要な栄養分が少ないので、与えると下痢をしてしまう」というのが通説になってきています。
ただ、必ずしも「カブトやクワガタが下痢をする」ということが正しいかどうかは微妙なところで、
エサが腐らないよう管理をしっかりして与えていたら、ちゃんと長生きして産卵したという方も
いらっしゃるようです。
カブトムシやクワガタにとって必要な栄養素をバランスよく含んだ「昆虫ゼリー」ができたことで、
昆虫ゼリーと比較すると、栄養が少ないことや体調を崩してしまうかもしれないというリスクから、
「あえてフルーツやスイカなどを与える必要がなくなった〜!!」ということのようです。
中には、「スイカやメロンは水分が多くてダメでも、リンゴやバナナなどはよい」という説もあります。
(リンゴやバナナは、スイカやメロンと比べると水分が少ないため痛みにくい、というのが理由。)
あくまで通説なので、必ずしも与えることがダメではなく、ケースバイケースなようです!!(難)
●腐ったものはあげてはダメ
夏の暑い時期に、常温のケージの中にフルーツやスイカを出しておくと腐敗しやすいです。
そして、生モノのエサは腐りやすく、どうしてもエサを片付けるタイミングが難しくなります。
痛んだフルーツやスイカなどの汁を食べると、カブトやクワガタは体調を崩してしまいます。
自分が子供の頃は、「カブトや夏の虫たちは、ちょっと腐りかけのスイカや果物が好物」という
イメージだったのでびっくりですが、最近の通説では「腐ったものはダメ」になっているようで、
体調を崩したり、場合によってはそれが原因で下痢をして脱水症状で死んでしまうそうです。
ただ、実際のところ、現時点では本当のことはまだ分かっておらず、アバウトみたいです。爆
でも、やはり飼育に慣れていない方は昆虫ゼリーのみにしておいたほうが無難なようです!!
昔の飼育方法では「大丈夫」だったことも、だんだん飼育方法が分かってくるにつれて
「ダメ!」になってくるものもあるので、生き物の奥深さと時代の流れをかんじます〜〜!!
これから、もっと色々な飼育方法が明らかになるのが楽しみです〜♪(≧▽≦b)
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