■マナカがスタートします
2011年2月11日よりスタートする名鉄・名古屋市営地下鉄・名古屋市バス等で使えるICカードサービス「マナカ」。駅にはチャージの機械が設置されて、いよいよ始まる感が沸いてきました。これで、東京のSuicaやPASMO、JR東海のToicaのIC乗車券に追いつきました。定期券を読み取り機に入れるのは当たり前の僕には、非接触型の改札ゲートはちょっとした憧れなんです。
■ユリカは販売終了
とはいえ、ちょっと気になるのが、今まで使っていた「ユリカ」の存在。あと1年は既存のものが使えるのですが、購入はマナカ販売に伴って終了してしまいます。あの5,000円の料金で5,600円分の乗車券がついてくるサービスは意外とお得感が一杯でよく使っていたのですが、その割引がなくなってしまうって事なのでしょうか?
■マナカのポイントでお得になるのでしょうか
結論からいうと、マナカのサービスでお得分をカバーしてください、ということです。
では、どうやったらそのお得分を享受できるのでしょうか。
ユリカのお得度は 「12%」(お得分600円/5,000円)
この12%を越えればお得になる計算です。
マナカのマイレージポイントを見てみましょう。
<マイレージポイントの計算方法> =名古屋市交通局より=
通常ポイント ※大人平日(昼間を除く)
市バス・地下鉄の
1か月間の利用金額合計 | ポイント率 |
15,000円以上 | 13% |
10,000円以上15,000円未満 | 12.5% |
5,000円以上10,000円未満 | 12% |
2,000円以上5,000円未満 | 10% |
昼間ポイント ※大人平日の昼間(10時〜16時)、土・日・休日(土・日・休日ダイヤ特別運行日を含む)
区分 | 市バス・地下鉄の
1か月間の利用金額合計 | ポイント率 |
市バス | 2,000円以上 | 30% |
地下鉄 | 2,000円以上 | 20% |
■そんなに「得」も「損」もしないみたいです
この計算式でみると、5,000円以上使えばお得になる計算です。
たくさん使う人はよりお得になるって言うことですね。(まあ1%ですが)
微妙なところですが、結局それほど「得」も「損」もしない微妙なラインを引いてきたわけです。
損したじゃないか!ってクレーム入るようだったら移行に反対運動おきそうですしね。
■おわりに
ただ、乗車以外にもポイントは貯まるしくみが用意されているのは、他のIC乗車券サービスと同様です。
「たまるん」っていうポイントサービスらしいです。(詳しくは名鉄のmanacaサイトで)
賢く使ってお得を味わえるようにしましょう。
◇名古屋交通局「マナカ」サイト
◇名鉄manacaサイト
http://manaca.meitetsu.co.jp/index.html