今回はいよいよ「和田家」の3階に潜入です。
全貌は次回(最終回)に紹介ですが、モノクロで一枚紹介です。
合掌造り民家の3階の様子
合掌造り3階の構造(五箇山、相倉合掌集落)
五箇山合掌造り3階の構造(五箇山、相倉合掌集落)合掌造りにすることで屋根裏に小屋束の
ない広い空間が生まれる。江戸時代中期頃、養蚕業が活発化すると、この空間を利用し、農家
の住居の屋根裏で養蚕の棚を設置するようになった。もともと構造上勾配の小さな屋根は作り
にくい合掌造りであるが、3層・4層という具合に養蚕棚の空間を大きく取るために、屋根がさ
らに高く切り立ったと考えられている。
茅葺屋根の葺き替えは、30年から40年に一度行われる。また雪が屋根から落ちるときに、
茅も一緒に落ちてしまうことがある。このための補修作業は年に1・2度必要となる。
茅葺屋根の葺き替えや補修作業では、地域住民の働力提供による共同作業で行われる。
この仕組みを結(ゆい)と呼んでいる。
写真1
canon5Dmark2 24-105mm F4IS-L F4 1/15 ISO500 EV+-0
今回の白川郷で、お気に入りの一枚。
写真2
canon5Dmark2 24-105mm F4IS-L F11 1/40 ISO100 EV+-0
和田家を斜め前から撮影
写真3
canon5Dmark2 24-105mm F4IS-L F4 1/15 ISO500 EV+-0
雪の白川郷らしいポイントから撮影してみました。