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8万円弱から買える「VAIO FL15」は便利に使える? ベンチマークテストでチェック

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2021年10月20日

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​VAIOが10月6日に発売した15.6型ノートPC「VAIO FL15」は、同社が発足してから初めてとなるAMDプロセッサを採用したことや、最小構成時の税込み販売価格が同社製ノートPCとしては手頃な7万9200円であることが特徴だ。
 このVAIO FL15は、主にビジネスユーザーをターゲットに据えてきた同社が「個人向けPCを再強化する」ために投入する戦略的なモデルでもある。その“実力”はいかほどのものか、ベンチマークテストを通してチェックしていこう。
●Ryzen 3プロセッサ搭載で「ちょうどいいスペック」
 今回レビューするVAIO FLの主なスペックは以下の通りである。同一構成のVAIOストア(Web直販)価格は10万210円だ。



・APU(GPU統合CPU):Ryzen 3 4300U(2.7GHz〜3.7GHz、4コア4スレッド)
・メインメモリ:8GB(LPDDR4X規格)
・ストレージ:256GB SSD(PCI Express接続)
・ディスプレイ:15.6型フルHD液晶
・OS:Windows 10 Pro(64bit版)
・オフィスアプリ:なし
 発売時の記事にもある通り、VAIO FL15のハードウェアは固定構成となる。担当者によると、「自宅においてビジネスとプライベートの両方で十分なスペックと価格のバランスを検討した結果、このような構成になった」という。
 これが本当なのかどうか、この後のベンチマークテストで検証していく。
●シングルコア性能はエントリーでも十分
 まず「CINEBENCH R23」でRyzen 3 4300UのCPUパフォーマンスをチェックしてみよう。結果は以下の通りだ。
・マルチコア:3973ポイント
・シングルコア:1054ポイント
 Ryzen 3 4300UのCPU部分は、4コア4スレッドでマルチスレッド処理に対応していない。それでも、CINEBENCH R23上のスコアを見る限り、1コア当たりの性能は2017年のデスクトップ向けハイエンドCPU「Ryzen 7 1700X」(3.4GHz〜3.8GHz、8コア16スレッド)を上回る。シングルコアの性能が重要なアプリは快適に利用できる水準だ。モバイル向けのAPUでこれだけのパフォーマンスを発揮できるようになったことは、素直に褒めるべき点だろう。
 マルチコアのスコアは、シングルスレッドであることも響いてか4000ポイントに届いていない。ただし、これだけのスコアが出れば、動画再生を含む「普段使い」において困ることはほとんどない。
●普段使いでも十分なパフォーマンス
 「CPUだけパフォーマンスをみても仕方ないでしょ?」という声もあると思うので、PCの利用シーンを想定した総合ベンチマークテスト「PCMark 10」も実行してみた。結果は以下の通りだ。
・総合:4064ポイント
・Essentials:8426ポイント
・Productivity:5267ポイント
・Digital Content Creation:4107ポイント
 総合スコアは4000ポイントを少し上回る程度となった。ハイエンドのCPUやGPUを搭載するモデルと比べるとどうしても低いが、日常利用の性能を確認する「Essentials」のスコアは8000ポイントを超えており、WebブラウジングやWeb会議は問題なくこなせるスペックを有していることが分かる。統合しているGPUの性能も手伝ってか、画像や動画の編集能力をテストする「Digital Content Creation」も、このクラスのCPU(APU)としては決して悪くないスコアとなっている。
 一方で、オフィスアプリのパフォーマンスをみる「Productivity」は5267ポイントと、ここ数カ月の間にITmedia PC USERでレビューしてきたPCの中では低めである。これは、CPUで処理できるスレッド数がモノをいう表計算テストの結果が足を引っ張っているからだ。
 とはいえ、表計算アプリにおいてスレッド数の差を体感できるほどのシートを使う機会は、一部業種を除いてそれほど多くはない。普段使いという面では問題にならないだろう。
●「そこそこ速い」がうれしいPCI Express接続のSSD
 VAIO FL15はPCI Express接続の256GB SSDを搭載している。今回レビューした本体にはウエスタンデジタル製の「Western Digital PC SN530」の256GBモデル(SDBPNPZ-256G)が装着されていた。
 このSSDの公称スペックは、シーケンシャル(連続)の読み出しが最大毎秒2400MB、書き込みが最大毎秒950MBである。ハイスペックなSSDに慣れると「少し遅くない?」と思うかもしれないが、この価格帯において少し前まで主流だったSerial ATA接続のSSDと比べると十分に高速だ。
 問題は実測でどのくらいのパフォーマンスを発揮できるかである。そこで「CrystalDiskMark 8.0.4」を使って読み書きの速度を計測してみた。結果は以下の通りだ。
・シーケンシャル(SEQ1M Q8T1)
・読み出し:毎秒2491.62MB
・書き込み:毎秒969.49MB
ランダム(RND4K Q32T1)
・読み出し:毎秒471.75MB
・書き込み:毎秒306.78MB
 よほどのことがない限り、これだけのパフォーマンスを発揮できれば、データの読み書きに関わる不満はあまり抱かないだろう。
●バッテリーは「家庭内モバイル」に十分な持ち時間
 VAIO FL15のバッテリー駆動時間は、「JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.2.0」による自社測定値で約7.5時間とされている。15.6型ノートPCとしては比較的妥当な持ち時間といえる。
 とはいえ、ノートPCのバッテリー持ちは実際の利用環境によって大きく変わる。そこで、PCMark 10のバッテリー駆動時間テストのうち、オフィスでの利用を想定した「Modern Office」シナリオで駆動時間をチェックしてみよう。
 液晶ディスプレイの輝度を最大にしたこと以外は設定を変えずに満充電(100%)から残量5%までの稼働時間は6時間57分となった。バッテリーに“いじわる”な最高輝度で測定した割には良い結果といえる。
 この持ち時間ではコンセントのない屋外に長時間持ち出すには厳しいが、自宅の中で持ち運んで使うには十分な駆動時間は確保している。家庭内モバイルとして存分に活躍できるはずだ。
●「ちょうどいい家庭向けモデル」でVAIOの世界は広がるか
 ここまで見てきたように、VAIO FL15は日常のいろいろなことをこなすには過不足のないスペックを備えている。プリインストールするOSはWindows 10(6b4bit版)だが、最新モデルということもありWindows 11への無償アップグレードもいち早く受け取れる。
 「ではゲームはどうなの?」という人に向けて、3Dグラフィックスのベンチマークテストアプリ「3DMark」においてDirectX 12ベースの「Time Spy」とDirectX 11ベースの「Fire Strike」のスコアも計測したので、以下に記しておく。
・Time Spy:835ポイント
・Fire Strike:2206ポイント
 先の各種ベンチマークテストも含めて、昨今のハイエンドPCには到底かなわない結果ではある。しかし、解像度や画質設定を落とせばゲームもそこそこ楽しめそうだ。
 ともあれ、VAIO FL15は「何でもそこそこ快適にこなしたい」というホームユーザーにはピッタリな仕上がりとなっている。「VAIO OWNER MADE」コーナーのある家電量販店には実機の展示もあるので、「家族で共有するPCが欲しい」「子ども用PCを導入しようか迷っている」という人は、ぜひチェックしてみよう。
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記事の出典:www.note-pc.co

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