ロレックスの入門機のポジションから脱却する41mmケースと新ダイアル
あくまで時刻表示に特化している「オイスター パーペチュアル」は、ケース&ブレスレットに904Lスチール系統に属する最高級オイスタースチールを採用。非常に硬質のため傷がつきにくい一方、そのぶん加工には高度な技術を要する。だがロレックスは、この素材を削り出しで各外装パーツとして仕上げることができる。さらにスクリュー式の裏蓋とリューズの組み合わせ、高性能パッキンも備えることにより、日常生活において十分といえる100m防水を確保している。
完全自社製造のムーブメント、「キャリバー3230」の搭載も見どころだ。同じく昨年発売された新型サブマリーナーにも用いられている次世代仕様で、旧タイプを大きく上回る約70時間パワーリザーブを有し、高いエネルギー効率と信頼性を両立させた特許取得のクロナジー エスケープメントも備えている。そしてCOSCによるクロノメーターよりも厳格な、ロレックスが独自に設定している高精度クロノメーター(ケーシング後の精度テストが、日差−2〜+2秒であることなど)もクリアし、機械式時計では稀に見る優れた正確性を保証している。
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