あがた森魚の還暦を記念して行われた全国ツアーの最終公演「あがた森魚とZIPANG BOYZ號の一夜」の模様を収めたライブアルバムが、10月10日にリリースされることが決定した。
今年の2月22日、東京九段会館で行われた「あがた森魚とZIPANG BOYZ號の一夜」には、演奏を「はちみつぱい」のオリジナルメンバー(鈴木慶一、武川雅寛、駒沢裕城、和田博巳、本多信介、渡辺勝、かしぶち哲郎)や浜口茂外也、徳武弘文、バカボン鈴木、イトケンといった実力派メンバーが務めたほか、矢野顕子もゲストで参加。日本少年(あがた)×日本少女(矢野)の35年ぶりとなる共演が実現した。ステージにはさらに女優・緑魔子もサプライズで登場。CDには3時間におよぶステージの模様が、3枚組ディスクとなって完全収録されている。
本作の発売日となる10月10日には、全国約70カ所におよぶ大規模なツアーの様子を追ったドキュメンタリー映画「あがた森魚ややデラックス」が、東京・シアターN渋谷にてモーニング&レイトショーで公開される。
また10月21日には、はちみつぱいの貴重な未発表ライブ音源をまとめた9枚組ボックス「THE FINAL TAPES はちみつぱいLIVE BOX 1972-1974」の発売が決定。新たに発掘された膨大なテープから選び抜かれた、貴重なライブテイクがたっぷりと収録される。大貫妙子、南佳孝、少年探偵団、細野晴臣、大瀧詠一がゲスト参加した演奏を聴くことができる、歴史的価値も高い作品だ。はちみつぱい唯一のオリジナルアルバム「センチメンタル通り」だけでは知り得なかった、日本語ロックの源流をたどってみよう。
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