デイトナコピー機械式時計の進化の歴史に目が行きがちだが、クオーツ精度にも突き詰める余地があった。この事実に向き合わせてくれるのは、国産時計の雄、シチズンだ。昨年試作機で話題となった年差±1秒というキャリバー0100を今年、ついに実機に搭載した。
一般に搭載する音叉型水晶振動子ではなく、その250倍以上の周波数を持つATカット型水晶振動子によって究極的な精度を実現。37.5mm径18Kホワイトゴールドケースに収めた世界100本の限定モデルのトランスパレントバックから、その美しきキャリバーの姿が拝めるのも一興。クオーツショックを与えた日本ブランドらしい最新形といえるだろう。
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