夏の風物詩の華「花火」の撮影です。
花火の撮影は私はあまり好きではないのですが(過去にカメラを盗難されるわ、三脚を子供に倒されるわ、蚊にさされるわ)まあそれはさておき・・
花火の撮影にはいろいろ方法があります。技術うんぬんより、場所が大きなファクターになってきます。その場所も川面にうつる花火を写すんだとなると遠方に設置。
大きく画面に写すんだとなると近距離の撮影場所になります。
そしてみなさん以外と誤解しているのが、ISO感度です。真っ暗だから高感度(1600とか3200)で撮影している方もおられるかと思いますが、意外と低感度でOKです。上限を400としてもいいと思います。花火はすごく明るい被写体となります。
そして必ず必要なのが「レリーズスイッチ」シャッタースピードが1秒〜となりますので
1秒後とか2秒後にシャッターが切れます。つまり打ち上げるタイミングを先読みしてレリーズするというカメラ撮影とは別の技術が必要になります。
特に2枚目のように20秒の露出をすると、予測不能の「数うちゃあたる」の原理
でその時の運にかけるしかありません。20秒後の花火は何が上がるかわかりません。そのため2台のカメラでシャッターの弾幕を張るという荒技も選択肢になります。
CANON20D シャッタースピード3秒 ISO400 75-300F5.6〜6.5
CANON20D シャッタースピード20秒 ISO200 75-300F5.6〜6.5
CANON20D シャッタースピード1秒 ISO400 75-300F5.6〜6.5