今回は面白いネタ?施設?です、オロナミンCで有名な大塚製薬はみなさんもご存知のことと思います。その大塚製薬が、美術館を作ったお話です。写真にあるのは、聖堂、最後の晩餐(復元前・後)・・他に館内には数千点以上の作品があります。すべて本物と同じ大きさなのですが(額縁に至っても寸分たがわず)すべて偽物(当たり前か)というわけでもなく、半分偽物なのです。その秘密は大塚美術館のHPを見ていただければ詳しく掲載されていますが、すべて陶板で出来ていて、実際の絵を最新のコンピュータ技術により転写。そのおかげで、世界の名作が一同に集結しているという美術館です。反面、本物を越えるものもあるかもしれません、それは祭壇画などは祭壇が開閉したり、教会の宗教画などは、美術館内に教会ごと再現したりと凝りに凝っています。無論、原作が本物として、価値があるものという意見は正論でしょう、ただ、その原作を多くの人たちに極めて忠実に再現したものを、閲覧できるようにしたこの美術館の面白みであり、社会貢献なのかもしれません。
ちなみに、すべての作品は写真撮影が可能です。(陶板なので問題がないそうです)
canon20D
1/30〜1/100
ISO 400〜800
28〜135mm