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歯の一番外側を覆っているエナメル質は、削ったとしても痛みを感じません。<o:p></o:p>

その内側にある象牙質は刺激を感じると神経に伝達され、痛みとして感知されるのです。極度に冷たい飲食物を摂取した場合は温度刺激が象牙質に伝わり、痛みを感じることがあります。さらに、くさび状欠損のように象牙質が露出すると知覚過敏の症状が現れます。<o:p></o:p>

象牙質が露出する原因<o:p></o:p>

象牙質が露出してしまう原因は以下の4つが挙げられます。<o:p></o:p>

歯肉の退縮<o:p></o:p>

歯が溶け出す<o:p></o:p>

歯がすり減る<o:p></o:p>

間違った方法の歯磨き<o:p></o:p>

それでは、要因一つずつを掘り下げていきましょう。<o:p></o:p>

歯肉の退縮<o:p></o:p>

歯肉の退縮とは歯茎が後退して、歯の露出部分が大きくなることです。歯茎の後退に伴い歯がわずかに長く見えるようになります。この歯肉の退縮の進行は2つの理由があります。<o:p></o:p>

加齢<o:p></o:p>

30〜40代にかけて歯肉も加齢が始まり、歯茎が下がってしまいます。<o:p></o:p>

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歯周病<o:p></o:p>

歯周病は歯周病菌によって引き起こされる歯茎の炎症性疾患です。歯周病が進行すると炎症により歯茎が縮んでしまいます。日本人の多くは歯周病に罹患していると言われています。<o:p></o:p>

歯が溶け出す<o:p></o:p>

毎日摂取する飲食物で歯が徐々に溶け出すのをご存知ですか？
酸性度の高い食べ物や飲み物にさらされると歯のエナメル質が徐々に溶け出し、象牙質が露出してしまいます。水は中性ですが、炭酸飲料やビール、ワイン、酸っぱい飲み物は酸性の代表的な飲料です。<o:p></o:p>

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歯がすり減る<o:p></o:p>

一度の食事で人は何度も咀嚼します。歯が何度も上下にかみ合わさる咀嚼により歯の表面のエナメル質がごく僅かづつ次第にすり減っていきます。この現象もいわば加齢が原因とも言えます。就寝時のかみしめにより、歯がすり減ることも考えられます。<o:p></o:p>

間違った方法の歯磨き<o:p></o:p>

力を入れすぎてゴシゴシこするような歯磨きは歯のエナメル質が摩耗してしまいます。また、また、歯磨きを何度も過度にやりすぎてしまうのもよくありません。<o:p></o:p>