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Lv.25
歯周病は、歯を支えている周りの組織(歯肉、歯根膜、歯槽骨)が歯周病菌によって破壊されていく感染症で、治療をせずに放っておくと歯が揺れて噛めなくなり、最後には抜けてしまうこともあるこわい病気です。30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約半数が歯周病と言われています。 歯肉(歯茎)と歯の間にはポケットという1mmくらいのすき間があり、歯磨きを怠るとこのポケットにプラークが溜まります。溜まったプラークが歯石をつくり、すき間を押し広げていきます。これを積み重ねることで歯肉が炎症を起こします。
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歯肉の炎症を放置しておくと、症状はますます悪化し、最後には歯が抜け落ちてしまいます。歯周病は虫歯と違い、痛みなどの自覚症状が出にくく、気が付かないうちに手遅れになってしまうことも少なくありません。早期発見のためにも定期的に検診を行うことが大切です。<o:p></o:p>
歯周病の治療法<o:p></o:p>
プラークコントロール<o:p></o:p>
歯周病予防や歯周病治療で基本となるのがプラークコントロールです。
プラークコントロールとは、歯周病の原因である歯垢(プラーク)の増殖を抑えることに重点を置いた予防治療法で、正しい歯磨きの仕方、歯間ブラシやデンタルフロスなどを使用したプラークコントロールを行う事が、歯周病予防や歯周病治療では大切になります。<o:p></o:p>
スケーリング & ルートプレーニング<o:p></o:p>
歯垢(プラーク)は、時間が経てば歯磨きでは取り除くことができない歯石になり、歯石は歯周病菌の格好の棲家となるため、早めに取り除くことが大切です。歯石と歯垢(プラーク)を除去し再び付着しづらくする治療法が、スケーリング&ルートプレーニングです。
歯磨きでは取り除けない歯石はもちろん、取り除けていない歯垢(プラーク)を歯医者で除去することによって炎症が収まっていきます。また、歯周ポケットの深さも浅くなりますので、歯周病の進行を抑え、症状の改善が期待できます。<o:p></o:p>
詰め物や被せ物の修正治療<o:p></o:p>
詰め物や被せ物の不適合があると、歯垢(プラーク)が付着しやすく、歯磨きで除去する事が難しくなります。その場合、詰め物や被せ物が合っているかを確認し、合っていなければ修正する治療が行われます。詰め物や被せ物が適合するようになるだけで、歯垢(プラーク)が付着しづらくなります。また、付着した歯垢(プラーク)を取り除きやすくなるため、歯周病の進行を抑え、症状の改善が期待できます。<o:p></o:p>
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