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Lv.25
口臭は大きく分けて2通りにわけて考えられます。口から出てくるにおいと、胃腸から上って口から出てくるにおいです。その背景にもさまざまな原因があり、さらに細かく原因を考えると、口臭の原因には次のような5つのタイプがあると思います。それぞれがお互いに関係してくることもあります。<o:p></o:p>
口の中の雑菌が増えるためににおいが出ているタイプ。<o:p></o:p>
病気(口の中、のどや鼻、全身)によってにおいが出ているタイプ。<o:p></o:p>
ニンニクやネギなどの食べ物、たばこやお酒などの嗜好品からのにおいが出ているタイプ。<o:p></o:p>
朝起きたときや空腹のときなどに、身体そのものにおいが出てくる、生理的なにおいが問題になるタイプ。<o:p></o:p>
心理的な影響によりにおいがないのに口臭を感じてしまうタイプ。<o:p></o:p>
いずれのタイプでも共通して問題となるのは口の中の乾きなのです。というのは、口の中が乾くと、口の中の流れが悪くなり、雑菌が増えやすくなりますし、ほかの問題についても口の中の乾きは無縁ではないからです。口の中の唾液が減って雑菌が増えると、口臭につながります。<o:p></o:p>
時として、卵が腐ったにおいと表現されることもある「揮発性硫黄化合物」と呼ばれる化学物質が発生します。また、口で呼吸するくせのある人は、口が渇きやすくて口臭が出やすくなります。<o:p></o:p>
糖尿病、腎臓病、ストレスなども口の渇きの原因になります。女性に多いシェーグレン症候群のようなドライマウスが主な症状になる病気も口臭につながりやすいのです。そのような時には、たいてい舌に異常が出ますので、口腔外科に相談すると良いでしょう。<o:p></o:p>
ほか病気との関係では、歯周病や虫歯になると細菌が増えてきますのでにおいが発生します。このほか鼻やのどの病気でもたんなどはにおいの原因になります。呼吸器や消化器などの病気、糖尿病、腎臓病、肝臓病なども口臭の原因になるのです。においなかなか消えないのが特徴です。<o:p></o:p>
その他に、食べ物や嗜好品による口臭があります。ニンニクやネギのにおい、お酒やたばこのにおいが代表的でしょう。それぞれ口の中ににおいを残しますが、一時的なもので時間と共に消えていくことが多いです。また、朝起きたときや空腹の時には、身体自体のにおいが出やすく、生理的なにおいと言われ、口臭として認識されることがあります。<o:p></o:p>
また、自分の口臭はたとえ口がにおう場合であっても自分自身で気がつきにくいものです。ところが、心理的な問題によって、本当はにおいなどないにもかかわらず、においを感じてしまうこともあります。<o:p></o:p>
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