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Lv.25
定期的なメンテナンスが必要です<o:p></o:p>
小さい頃、寝る前や学校で歯磨きをしたか確認をされた経験のある方はほとんどだと思います。学校でも歯科医師による歯磨き指導を受け、正しい歯の磨き方を教わったにもかかわらず、虫歯になってしまい、治療をすることになってしまった方は大勢います。歯磨きを適当に済ませてしまったり、歯磨きを怠ってしまって虫歯になる方はもちろんいますが、中には教わった通りに歯を磨いても虫歯になってしまう方もいます。それを踏まえると、歯磨きだけでは、虫歯になるのを予防できなかったのではないかと考えられます。日本では、12歳児の虫歯本数が、平均で1人あたり2本以上、その後急激に増加し、20歳になると10本近くになります。これは、先進国の中では大変多い数字です。北欧では12歳児の平均は1本以下、20歳になっても2〜3本という結果が出ています。歯の質、食べ物、歯磨きの仕方など、考えられることは多くありますが、諸外国と日本では何が違うのでしょうか。治療を主体とする日本と、予防を主体とする北欧の保険制度の違いともいわれています。 日本では歯医者は直しに行くところですが、北欧では歯医者は悪くならないように予防をしに行くところなのです。
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PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)とは歯科衛生士、歯科医師が行う専用機材を用いて歯面清掃を行うことです。プラークや食べ物、タバコなどでついた汚れは、ブラッシングだけでは完全に除去することはできません。このような、患者さん自身では除去できないプラーク、汚れをPMTCで除去します。毎日の歯磨きに加え、定期的にPMTCを行うことで、プラークや汚れだけではなく、バイオフィルムに守られた細菌も除去することができ、虫歯や歯肉炎を効果的に予防することができます。また、PMTCは歯科医師や衛生士といった、プロによって行われるものなので、口の中に異常があれば、その場ですぐに専門的な対応をしてもらえます。口の中を綺麗にすると同時に、病気の早期発見にもつながります。<o:p></o:p>
生活習慣を改善<o:p></o:p>
むし歯は進行したり、治ったりを自然に繰り返しています。
口の中に食べ物が入っていると糖を原料にバイ菌が酸を作って歯を溶かしていきます。その酸を、唾液がゆっくりアルカリに近づけていき、唾液の中のカルシウムなどが溶け出した歯に沈着して再石灰化が起きて治していきます。しかし、酸をアルカリにするのに時間が掛かることに加え、間食の回数が多かったりすると、アルカリになる前にまた食べ物が入ってくるため、歯は溶ける一方です。食べ物を食べ終わってから次に食べ物を食べるまでの時間が短いとむし歯が進むのです。このように、だらだら食いが虫歯を進行させてしまいますが、人間には虫歯を自然に治す機能も備わっているので、まずは間食の回数を減らすを控えることから始めましょう。歯科ハンドピース滅菌
歯周病は、プラークを構成する細菌による感染症であると共に、生活習慣病でもあります。プラークとは、歯に付着している粘着性の沈着物で、多くの細菌から構成されている、細菌の固まりなのです。プラークの細菌は、糖分を分解して酸を作り出し、加えて、毒素も作り出します。この毒素が歯茎の奥まで入り込んだりすることで歯周病になってしまいます。また、喫煙者は歯周病になりやすいとも言われています。
歯周病を予防するためにはプラークを極力減らすことが大切です。プラークを減らす努力を「プラークコントロール」と言い、日常的なプラークコントロールとしては、やはり食後の歯磨きが重要です。糖分を控える、タバコを控える、歯磨きを怠らないなど、普段の生活を改めることでリスクを軽減することができます。ですが、それだけではプラークを完全に除去するのは難しいので、定期的に歯医者さんに通うようにしましょう。<o:p></o:p>
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