歯周病になると、歯周病組織の周りに免疫細胞の好中球が集まる。研究グループは、好中球が歯周病の組織に集まる際に生じる微弱な発光現象(Myeloperoxidase活性)を分子イメージング技術で観測し、歯周病を検出するという研究を実施した。
歯科レントゲン
この研究では、マウスに実験的な歯周病を発症させて、Myeloperoxidase活性による発光を増強する試薬を投与し、専用の検出器を用いて歯周病の部位における発光の強さを検討。すると、歯周病のマウスでは、歯の周りの組織ではっきりと発光を検出できたという。また、慢性歯周炎患者においても、炎症の強い組織に集まる18F-FDGという物質を検出する分子イメージング検査(PET/CT検査)によって、歯周治療による歯周病の改善を観察することができたとしている。
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