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Lv.25
歯を失う最大原因とも言える歯周病は、サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)とも呼ばれ、痛みなどの自覚症状が出にくく、症状が顕著に出る状態にまで放置してしまうと既に歯周病が進行した状態になってしまっています。長い期間をかけて徐々に進行し最後には歯が抜けてしまいます。初期の頃は痛みも無く歯ぐきからの出血、口臭程度でほとんど自覚症状がありません。ある程度悪化してから噛めない、腫れている、歯が動く、隙間ができた、歯並びが変わった、などで歯周病だと気づきます。<o:p></o:p>
歯周病は、どのような病気かというと、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。歯の歯周病原菌となる特異な細菌が、 歯周ポケットの中で異常増殖すると歯肉がはれ、 歯槽骨の破壊を起こさせるのです。もっとわかりやすく説明すると歯と歯ぐきの境目についた歯垢から、歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えている周りの組織をじわじわと壊していくのです。また、「歯周病は歯を失う最大原因」なのです。統計によると、35歳で80%以上の人が歯周病になっています。<o:p></o:p>
しかし、35歳になってから突然、歯周病になるわけではありません。実は、10代から<o:p></o:p>
少しずつ進行していき、20数年の歳月をかけて、歯肉をジワジワとゆっくり冒し、歯ぐきから血がでるという自覚症状がでる30代の頃には、もはや歯肉炎・歯周炎になっています。虫歯と違ってほとんど痛みがないため、気がついた時には抜くはめに・・・なんてこともありえる恐い病気なのです。<o:p></o:p>
プラークとは、歯にへばりついた歯垢のことです。歯垢は細菌のかたまりで、この細菌が歯肉や顎の骨などの歯周組織に炎症を起こします。プラークコントロールは、プラークを定期的に除去することをいいます。正しい歯みがきをすることで、プラークは除去できます。歯周病の最大の予防法・治療法は、歯みがきです。当歯科医院では、歯周治療の一環として、歯みがき指導を行なっています。正しい歯みがきの方法、歯ブラシの選択、歯みがき剤の正しい使い方などをご説明いたします。
<o:p></o:p>ポータブルレントゲン
歯周病が進んでしまった方のために(初期・中程度)<o:p></o:p>
歯周病の進行を止めるためには、細菌感染の除去が必要になります。そのためには専門の器具を使用して、歯の根っこについた歯石を除去する必要があります。必要なときには麻酔を行い、担当の歯科衛生士が歯石を除去していきます。<o:p></o:p>
歯周病が進んでしまった方のために(重度)<o:p></o:p>
歯周病が進み、骨吸収が重度に進んでしまった場合、歯科医師が炎症を起こしている歯肉をメスで切り取り、歯の根っこについた歯石をとる場合があります。<o:p></o:p>
根気良い治療が必要<o:p></o:p>
歯周病が骨にまで及んでしまう主な原因は、歯垢、歯石です。原因となる歯垢、歯石を除去し、適切な処置を行なうことで、かなり進んだ病状も回復する場合があります。指示を守っていただき、根気よく治療を続けることが必要です。<o:p></o:p>
歯周治療は確認が必要<o:p></o:p>
歯周治療の流れの中で、大きなポイントとなるのが評価です。
評価とは、治療の効果を判定することです。
基本的には、最初の診査と同様のことを行い、問題点が改善されたかをみていきます。<o:p></o:p>
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