そして、上顎の関節窩の中に下顎の顆頭が入っていて、この顆頭を中心に下顎の運動が行われます。話したり、食べたりする行為が円滑にできるのは、それに合わせて顆頭が移動し、下顎が正常に機能するからです。
エアーコンプレッサー
下顎の顆頭の機能を正常に保つためには、顎をしっかりと引き締め、引き上げることが大事です。口を横に開き、下顎を手前に引き、さらには上方へ引き上げるストレッチこそ、顎関節の構造や機能を正常に保つのに役立ちます。
下顎を前に出すのは、逆の運動です。高齢者が多い今、下顎を前方に出すのが常態化しているのを見かけることがあります。このことからも、下顎を前方に出すことはよくないと想像できるでしょう。
なお、ご質問の方は歯科医師に診てもらってください。
山田晶氏(歯科医師)
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