通常、人はノドに唾液が溜まらないように無意識に飲み続けている。しかし、飲み込む力が衰えると、唾液がノドに溜まりやすくなり、これが肺を危険にさらすことになるという。
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また、睡眠中は唾液を無意識に気管に流れ込ませていることが多いという。前述のチェックの最初の5項目は、その飲み込む力に関するものである。飲み込む力の“老化”は、早ければ40代から進行しているというのだ。
この力を保持するために渡会氏が勧めるのが、ストローで飲み物を吸うトレーニングである。通常は、コップに口をつけて飲む人も、ストローを使って飲むことで、吸う力を鍛える=飲み込む力を鍛えることになるという。
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さらに、こんなトレーニングも有効だという。「息を止めて、ツバをゴックンと意識して飲む、あるいは、食事の際に意識してゴックンと飲むだけでもいいんです。意識することで、誤嚥を防ぐ飲み込み方につながります」 しかも、飲み込む力を鍛えることは、高齢者においては食事中の「窒息」による死亡事故防止にも役立つ。
厚労省が公表するデータによれば、窒息事故死は9582人(13年)で、その8割以上が65歳以上の高齢者なのだ。この数は同年の交通事故死(5971人)より多いのである。ちなみに、飲み込む力が衰えると自然と食事の量が減り、認知症などさまざまな病気を呼び込みやすくなる危険性も。ノドのトレーニングは、そうした予防にも通じるという。
http://luccye.hamazo.tv/e7562905.html
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