東京都文京区の東京医科歯科大学付属病院で9日、勤務中の男性歯科医(41)が刃物で刺され重傷を負った事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された日本医科大学4年、渡辺祐介容疑者(30)=同区湯島3丁目=が、複数の刃物を用意した上で男性を襲っていたことがわかった
歯科用インプラント装置 。
東京医科歯科大病院で歯科医刺される 容疑の男逮捕
警視庁本富士署によると、渡辺容疑者は9日午前10時40分ごろ、両手にナイフ(刃渡り約15センチ)と牛刀(同約21センチ)を持って病院6階の診療室に侵入し、男性の首や腹を切りつけた疑いがある
ボトル付きスケーラー 。同じ階で容疑者のものとみられるかばんが見つかり、中に包丁1本が残されていた
歯科手術用照明LEDライト 。調べに対し「殺意があったわけではない。以前から個人的な知り合いだった」と供述しているという。同庁は犯行の経緯や動機について調べる。
事件当時は外来の診療時間帯で、室内にはほかに数人の歯科医師らがいた。男性の命に別条はないという。
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