2月24日から、デイミアン・チャゼル監督のミュージカル映画『
ララランド DVD 』が全国公開される。同作は第74回ゴールデングローブ賞にて史上最多の7部門で受賞し、第89回アカデミー賞でも最多14ノミネートされている超話題作。そのプロモーションのため、主演のライアン・ゴズリングとデイミアン・チャゼル監督が来日した。ここでは、ふたりが登壇した記者会見の模様を紹介しよう。
■すべてがオリジナルの極上ミュージカル映画
『ラ・ラ・ランド』は、ロサンゼルスを舞台に、女優を目指してカフェで働くミアと、自分の店を持つことを夢見る売れないピアニストのセブの恋を描いたミュージカル映画
ドクターストレンジ DVD 。歌、音楽、ダンス、物語のすべてがオリジナルで、その切ないストーリーと映像美は観た人のハートを鷲掴みにし、世界の映画賞を席巻している最中だ。トム・ハンクスが自分の出演映画の宣伝そっちのけで本作を褒めちぎったというエピソードもあり、本年度のアカデミー賞大本命と目されている。
記者会見には、主人公のセブを演じたライアン・ゴズリングと、監督のデイミアン・チャゼルが登壇。チャゼル監督は「心から愛を込めてつくった作品。日本の皆さまに観てもらえることを嬉しく思います」と挨拶し、ライアンも「日本の方はロマンチックでミュージカルが好きだと聞いています。ぜひこの映画も楽しんでいただけたら」と挨拶した。
■日本映画へのオマージュも!
チャゼル監督によれば、本作は完成までに長い期間を要したそうで「リハーサルは3ヵ月行ったのですが、ライアンやエマ(主演女優のエマ・ストーン)がダンスを練習しているそばで映画のセットや衣装などを作っていました」とのこと。
ライアンは「現代の人たちの共感を得るため、あまりノスタルジックにならないよう、キャラクターも演劇的にならないよう、監督と話し合いました
グリーンルーム DVD 。一方で踊りながら宙に舞うような幻想的なシーンもあるので、そのバランスをどう見せるかに苦心しました」と語った。
なお、本作にはさまざまなミュージカル映画へのオマージュが盛り込まれているが、その中には日本映画もあるのだとか。チャゼル監督は「ワイドで撮影しているところやポップアートっぽい色合い、銃が入ったミュージカルというところは、鈴木清順監督の『東京流れ者(米題はTokyo Drifter)』へのオマージュになるかも」と言及した。
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■ゲスト二人が樽酒の鏡開きに挑戦!
会見では、ライアンの魅力についてチャゼル監督が「ダークな役からロマンチックな役までなんでもできる素晴らしい役者。映画への深い愛情も持っている」と褒めちぎる場面も。それに対してライアンは「今のコメントは僕が原稿を書いたんだ。もっと情熱的に言ってほしかったね(笑)」とおどけて会場を沸かせていた。
会見の最後には、映画の日本での成功を祈願して樽酒の鏡開きも行われた。MCの「ラ・ラ・ランド、大ヒット」の掛け声で木槌を勢いよく振り下ろしたライアンは、日本酒の香りをかいで「とてもいい匂い。飲んでもいい?」とニッコリ。続いて「日本に来られて本当に光栄です。ぜひ『ラ・ラ・ランド』を楽しんでください!」と感謝の気持ちを口にして会場を後にした。
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