年明け早々、ドラマの番宣が街に横溢した「キムタク」。この露出過剰、草なぎ剛(42)に数字で負けられぬジャニーズのお家事情も重なっているという。
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木村拓哉(44)が主演を務めるドラマ「
a Life 愛しき人 DVD 」(TBS)は、1月15日夜9時からスタートした。SMAP解散後の初仕事とはいえ、外野から見ても肩に力が入ってまっせという、異例の番宣を展開中だった。
〈人を信じて再出発〉
こんな曰くありげな見出しと共に、読売新聞元日号第3部の1面に木村が登場して番組をアピール。
大貧乏 DVD これを皮切りに、1月5日発売の「女性セブン」には巻末カラーに独占インタビューつき、「anan」(6日発売)と「週刊朝日」(10日発売)でも表紙を飾るなど、まるでキムタク一色。
お母さん 娘をやめていいですか DVD
加えて9日、ドラマを放映する同じTBSの「東京フレンドパーク2017新春ドラマ大集合SP」にも出演。芸能デスクによると、
「スマスマ以外で木村がバラエティに出演するのはかなり異例です」
背に腹は代えられず。一方、同時期にドラマ「
嘘の戦争 DVD」(フジテレビ)が始まった草なぎ剛は「サンデー毎日」の表紙を飾り、スタート当日のワイドショーに出ずっぱりだったりしたものの、その差は大きい。
「木村のドラマはヒロインに竹内結子、脇を固めるのが浅野忠信と松山ケンイチ。共演者を見る限り、派手なキャストで数字を獲ろうというよりも、しっかりとした芝居をベースにした堅実な作品作りをしたいという局の意向を感じます」
と、コラムニストの林操氏。更に、少し意地の悪い見方だがと断って、
「数字が低迷しても評論家のウケは狙えるという保険はかけておこう、そういった守りの姿勢が透けて見えますね」
しかしながら、今の木村には「守り」に転じられぬ、ちょっとしたものが入り込んできているのだ。
■「元・真正SMAP」
それは、本誌(「週刊新潮」)が報じた“キムハブ解散式”。すなわち、六本木の高級焼肉店で木村を除いたSMAPの4人と元メンバーの森且行(42)が参加し、SMAP最後の大晦日に慰労会が行なわれたことだ。先のデスクは、
「新潮さんの記事だと、1度予約した店がジャニーズにバレてもめげずに別の店で宴を敢行したわけでしょ。事務所の面目なんてもうないんじゃないですか」
としたうえで、こんな風に業界内の「いま」を描写してくれる。
「『木村vs草なぎ』のドラマ対決がどうなるかという話題で持ちきりです。キムハブ忘年会で、『元・真正SMAP』は木村だけということが明らかになってしまった。4人は事務所の命令に従わなかったんですから。仮に草なぎの番組の方が数字が勝る、なんてことになったらジャニーズの威信は地に墜ちます。メリーさん(泰子副社長)以下、事務所幹部は、そうした事態だけは避けたいはず」
泣く子も黙るジャニーズとはいうものの、草なぎのドラマの数字を下げろとまでは指示できまい。現時点での対決は木村ドラマに軍配が上がるが――。
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