ハン・ミョンフェとスヤンの考えは少々違ってました。
ミョンフェは、アンピョン大君もキム・ジョンソの一味として殺してしまわねば・・・という考えだったのですが、スヤンは、兄弟の間で殺し合いをしたくなかったし、第一これ以上の死人を出したく無かったのです。
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そこんところが、ミョンフェにとっては優し過ぎると写っているようです。
そして、スヤン以外の者たちは、この勢いでスヤンに王位に就いて欲しいと思っている者が多くてね。
その者たちは当然論功行賞に於いても何かと欲をかいてるようですよ。
ところで、ジョン父がヤンニョン大君に頬を叩かれた一件、ジョン父はジョンの前では気にしてない素振りを見せましたが、やっぱりかなりの屈辱です。スヤンから右議政に・・・と言われても、それを辞退。
スヤンは、信じられる人物はやはり身内・・・と、ジョンに取りなしを頼みました。
ジョン父は派手じゃありませんが、やっぱり頼りになりますよね。
ジョンは、その意を受けて、実家に行き、父を激励。堂々とすることで世間の見方は変わる・・・とね。
ジョンの言葉に気を取り直したジョン父は、右議政を受けることにしました。そして、堂々と宮殿に出仕しました。そしたら、ジョンの言葉通り、周囲の者たちは決して彼を軽んじたりはしませんでした。
アンピョン大君の処遇は、難航。スヤンはそのままにしておきたい意向だったのですが、ハン・ミョンフェやその他の者たちは、死罪に・・・とスヤンに迫ります。
でも、どうしても殺すことは出来ないスヤンは、流罪で事を治めようとしました。
端宗も、アンピョンの罪状に納得出来ず、処罰する王命を出すよう言われても、それを最初は拒否しました。でも、オム・ジャチがキム・ジョンソの後ろにはアンピョン大君が居た・・・と言うし、いつまでも拒否し続ける勇気もありませんでした。
そして、とうとう流罪の王命を出したんです。
アンピョン大君は、恨み憎しみを抱きながら、流刑地に送られました。
スヤンは、端宗に言いました。
「成人されたら、親政を行われます。そうなれば、私は王様を補佐出来ません。今から政務を学んでください。」
端宗が投げやりな態度で、全ての政務をスヤンのやりたいように・・・と言ったからです。
スヤンはこの時はまだ、端宗を助けて政務を司るつもりで、自分が王位に就こうという意思は無かったのかしら?
韓国ドラマ インス大妃 DVD周囲の者たちにも、そういう意味の事を言い続けてます。
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