当時舌側矯正のSTbブラケットという装置が出た直後だったため、どうしても使ってみたく(自分はこの職業を続けていく以上、最先端を追求したいためです。)表側の矯正治療料金のまま、モニターとしてSTbブラケットでの舌側矯正の方法で治療させていただきました。症例がやさしかったのですが、簡単に治療の流れを説明しますとまず、リンガルアーチという装置を用いて上顎の歯列を拡大、その後、方法にしたがってブラケットセットです。モニターとしてお願いしたのはプロ先生からのお願いでした。理由は1.すべて天然歯のためブラケットのポジショニングが容易、差し歯と比較して脱落のリスクも少ない、ブラッシング等の虫歯予防管理が容易、大学生なので日中のヒマな時間帯に治療に来ていただける等々です
電気式歯髄診断器。
やはり、根から治療が好きなので十分な治療時間が確保できないときなどはストレスになりますので日中来院していただける患者様は大歓迎です。最近はモニターという制度の話をこちらからさせていただき、日中からの割引として利用させていただいております。
STbブラケットは非常に扱いやすいのですが、使ってみて一つ欠点を見つけました。これはどのリンガルブラケットにも言えることですが、犬歯の回転やねじれをとるのに非常に時間がかかります。やはり小さいですからね。仕方ありません。僕はワイヤーベンドが得意ですので、今後は3番のみ他社製のリンガルブラケットに変更してみようかと検討中です。だれでも治療終了間際で足止めを食うのはストレスですよね
歯科技工用機器。
ところで話を元に戻しますね。この症例の場合は抜歯した歯は下顎の親知らを左右でした。上顎の治療にめどがたったあとの昨年7月ころです。したがって、した顎の装置を入れていた期間は7ヶ月間でした。まあ、4月からのアメリカ前に装置をはずせてよかったです。リテーナも万が一のことも考えて2組わたしましたし、日本の大学は休学していく1年だけの短気留学だから心配ありません。今、当院の患者様で遠方からの来院はなんと中国の香港、アメリカNY、からの方がいます。本当にいつも申し訳ありません。やはり県外からの初診相談のかたが来院されると説明時間も長くなってしまいますね、わざわざお越ししていたくきわけですからね。せっかくきたのですから検査していきましょうと言ってしまいますね。反対に近所からの患者様の場合は、一度じっくり考えてきてください。と話してしまう傾向があります。遠方からの患者様の場合は当院にくる前にじっくりと考えてると感じます。数ある矯正歯科から当院をえらんでいただき本当に感謝してます。
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