ケースからバックルにかけて幅を細くするV字型デザインを採用し、スタイリッシュな見た目と心地よい装着感を併せ持つ。リンクも厚みを抑え、軽量化を図るとともに、動きも滑らかだ。
いわゆる“ラグスポ”がケースとの一体型ブレスレットを基本スタイルとするのに対し、パネライはシンボリックなリュウズプロテクターの半円フォルムとリンクのパターンを統一することで、ケースのデザインを崩すことなく、一体感を演出する。極めて洗練されたイタリアンデザインを感じさせるのである。
ブレスレットのリンクは、全体をヘアーラインで仕上げ、半円型の縁と中央のリンクをポリッシュにすることで立体感を強調する。42mm径ケースのラグ幅22mmはバックル幅が18mm、40mm径ケースも22mmから18mmにテーパーする。見た目の存在感に対し、リンクは短く、薄く仕上げることで動きもスムーズで手首にもフィットする。
カラー文字盤や40mm径ケースに合わせることでエレガンスをさらに増し、ドレスアップした装いにも応える。ある意味ではパネライらしからぬ、だがそれ以上に魅力の可能性をそこに秘める。それもオリジンを大切にし、過去から現在、そして未来につなげんとするブランドらしさにほかならない。
「ルミノール GMT パワーリザーブ チェラミカ」は、機能性と純粋な美しさにフォーカスし、ブランドを象徴する「ルミノール」コレクションをセラミック素材で再構築。「Less is More Philosophy(少ないことは、豊かなこと)」という哲学を体現した意欲作となっている。44mm径ケースには、ハイテクノロジーの酸化ジルコニウム粉末(ZrO2)をベースとするセラミックを採用し、統一感のあるモノクロームデザインを実現した。パネライのセラミックは射出成形からダイヤモンドホイール研削、サンドブラスト加工に至るまで複雑なプロセスを経て完成しており、ステンレススチールを遥かに超える硬度をはじめ、高温、クラッチ、腐食などの強い耐性もあるため、腕時計にとって理想的な素材といえよう。先日、発表されたばかりの2000年代初頭のブレスレットからインスピレーションを得た新デザインのブレスレットにも、このセラミックが採用される。
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パネライ スーパーコピー
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