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ISO感度はどこまでが常用?

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2011年4月7日

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Q.ISO感度はどこまでが常用なのでしょう?

最近流行のキャッチフレーズに『高感度で夜景も綺麗』というものを耳にしませんか?まあ、確かに間違えではありませんが、ちょっと矛盾しているような気もします。

■高感度になればなる程画質は落ちる
ISO感度とは『アーサー感度』とも呼ばれており、元々はフィルムカメラのフィルム感度から来ている語源です。暗いものを明るく写す指数です。当然暗くない部分も明るく写るので、全体として『ノイズが乗った』ガサガサした画質になります。これは、どのメーカー機種において、性能差はありますが、確実に高感度になればなるほど画質は落ちていきます。

■自分のカメラの常用感度を知ろう
ISO感度の画質の劣化や、上限感度は機種によって大幅に変わります。よって、まず自分のカメラの『最大感度』と『常用感度』を理解しましょう。

・最大感度 → 画質は無視のとにかく最大の感度
・常用感度  適正鑑賞距離において通常の鑑賞レベルに達している感度


つまり、最大感度までISO感度を上げることは、『非常事態』であり撮影できないよりは記録として残しておくことが必要なときに使用するモードといえます。

冒頭にあるキャッチフレーズは矛盾したフレーズともいえるのです。高感度になれば綺麗というファクターは欠落します。ノイズ発生と適正シャッタースピードは相反するものであり、自分の使用機材の常用感度を理解していないと、片手落ちの写真を量産することになります

■感度どシャッタースピードは比例する
一つの公式として
『ISO感度を一段上げると、シャッタースピードは一段上がります」

手ブレをする限界速度は人によって違いますが、自分の限界速度をよく
理解して適正な感度で撮影をしてみてください。

写真左 ISO5000という超高感度撮影。かなりノイズが出ています。
写真右 
同じくISO5000ですが、ソフトによりノイズを消しています。


写真下 
低いISO感度(160)で撮影。黒色が潰れず、窓枠も綺麗に縦横の窓枠も潰れていません。これが低感度が高画質の証拠写真です。

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