カメルーン戦では、日本が身上とするパスサッカーを展開できず、
シュートも半分以下しか打てなかったが、FIFAランキングで格上のカメルーンを破った。
一番の要因は、とにかく相手に走り勝ったことが挙げられる。
カメルーンの出場選手が走った距離の合計は約103km。
一方、日本は約110kmで、一人分近くも多く走った。
【カメルーン戦 日本代表出場メンバー走行距離】
GK 川 島 4.172km
DF 駒 野 10.397km
中 沢 8.977km
闘莉王 9.114km
長 友 10.883km
MF 阿 部 10.592km
長谷部 10.096km
遠 藤 11.264km
松 井 8.017km
大久保 9.301km
FW 本 田 11.092km
交代 稲 本 0.801km
矢 野 1.662km
岡 崎 3.572km
日本の合計 109.940km
カメルーンの合計 102.958km
特にMF遠藤は両チームを通じて最長距離を走り、守備面で大きく貢献した。
”12人対11人”にすることで、相手のパワーやスピードに打ち勝った。
オランダ戦に向けての課題もはっきりした。
日本はパスを389本出して230本しか通っておらず、成功率は59%。
カメルーンの71%と比べて低い数字で、個人でも、大久保が交代選手を除いて最低の29%だった。
日本がオランダ戦で番狂わせ起こすには、
走り勝つのを大前提としてパスミスを減らす事が重要となる。
【中日新聞参照】
関連→ワールドカップ2010南アフリカ大会 グループ予選カメルーン戦
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