屋上緑化とは、ビルの屋上に断熱性や景観の向上などを目的として、植物を植えることです。
コンクリートに直接日光が当たると非常に高熱となり、いくら高断熱な屋根・壁を持ったとしても、光熱費がかかる結果となります。屋上緑化、加えて壁面緑化をすることによって、屋根・壁が高熱になることを防ぐことができます。
また、内部の温度だけではなく、外部に放出する熱を抑えることもできます。
つまり、今問題となっている都市部における「ヒートアイランド現象」を防ぐことができるのです。
ヒートアイランド現象とは、都市部が日中、コンクリートやアスファルト等が熱を持つことにより、周辺部と比べ非常に高温となることです。
気温分布を描いたとき、等温線が都市部が周辺から浮いた島のように見えることに由来します。
芝生4m2(2m×2m)はエアコンを12時間付ける時の冷却量に匹敵します。
屋上緑化をすすめることでのメリットとして、限られた土地の中で、緑を確保できることもあります。
緑いっぱいの町並みは景観もいいので、街づくりにも役に立つと思われます。
どんどんすすめて欲しいものです。