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歯周病は、齲蝕と並んで歯科の二大疾患であり、歯を失う最も大きな原因とされています

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2020年12月1日

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また、近年では歯周炎と全身疾患とは密接な関連があり、全身疾患が歯周炎を進行させることが明らかになってきている(糖尿病、骨粗しょう症、白血病、ある種の免疫疾患など)。また、逆に歯周病が全身疾患を促進することも報告されている。心筋梗塞など冠状動脈心疾患(心臓血管系疾患)、誤嚥性肺炎、早期低体重児出産、糖尿病などの全身疾患との関連も明らかになってきており、歯周病は口腔領域ばかりでなく全身をも脅かす可能性が指摘されて、生活習慣病の一つとして対応するようにもなりました。国民の約7割は歯周病を罹っているとされており、歯周病は「国民病」ともいえます。<o:p></o:p>

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誤嚥性肺炎&hellip;日本人の死因の13位は三大疾患 (ガン、心疾患、脳血管疾患)ですが、それに続く4位が肺炎です。 65歳以上では死因の1割を占めます。高齢者の肺炎は、主に誤嚥(ごえん。口の中の唾液、食べ物が気管の中に入り込むこと)によって、口の中の細菌が肺にまで達し炎症を引き起こすことがわかってきました。 年齢的な衰えによって口の中の細菌が気管や肺に入りやすくなることがわかっています。日常の歯磨きや入れ歯の清掃などを十分に行っていないと、口の中の細菌は繁殖を続けます。口の中をきれいにして細菌を減らすことで、誤嚥性肺炎のリスクを低減(半減)させることができると考えられています。

糖尿病&hellip;以前から、糖尿病患者では歯周病が発症・進行しやすいことが知られていましたが、最近の研究では逆に、歯周病が糖尿病に悪影響を及ぼすということもわかってきました。実際、歯周病の治療で糖尿病が改善する場合があります。<o:p></o:p>

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骨粗鬆症&hellip;骨粗鬆症と歯周病の関連性については、多くの研究が報告され、その関連性を示唆する報告も多数ありますが、まだ確実なものとはいえません。しかし、閉経後女性の歯周病患者では骨粗鬆症の検出率が高く、女性ホルモン欠乏により、閉経後に発症した歯周炎の進行過程の影響を及ぼすことが考えられます。<o:p></o:p>

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