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『プラークコントロール』という言葉をご存知ですか?

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2020年10月9日

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「プラーク」とは歯垢のことで、むし歯や歯周病を引き起こす粘着性の細菌の塊です。
プラークはバイオフィルム(生物膜)の一種であり、歯の表面にしっかりと密着している為、歯ブラシなどで物理的にこすり落とさなければ取り除くことは出来ません。そして、プラークは取り除かれないでいると、唾液中のミネラル分を吸収して次第に歯石となり、通常のブラッシングでは落とすことができなくなってしまいます。この「プラーク」が減少するようにコントロールすることを『プラークコントロール』と言います。<o:p></o:p>

ハンドピース

プラークを取り除くには<o:p></o:p>

プラークを取り除くには、磨き残しがないよう正しくしっかり磨くことが大切です。
自分に合ったブラッシング方法で適切に磨き、歯ブラシでは届かない場所は様々なケア用品を併用するようにしましょう。ブラッシング方法や各種ケア用品の使い方については、歯科医院で直接指導を受けることをお勧めします。また、毎日のケアでは取りきれない歯石などの汚れは、歯科医院でのクリーニングで定期的に取り除いてもらいましょう。<o:p></o:p>

食習慣と歯の関わり<o:p></o:p>

飲食の直後は、お口の中の細菌が糖質から酸を作り出し、歯垢のpHが酸性へと傾きます。
お口の中が酸性になると、歯のエナメル質が「脱灰」されて溶け始めるのですが、時間と共に唾液によって中和され、脱灰はおさまります。すると、今度は溶けた成分が歯に戻る「再石灰化」が始まります。<o:p></o:p>

「脱灰」と「再石灰化」のバランス<o:p></o:p>

口腔内ではこの「脱灰」と「再石灰化」が食事の度に繰り返され、バランスを取っています。ダラダラと飲食をすると、口腔内が酸性に傾いた状態が続き、脱灰が進んで再石灰化量が減少し、むし歯になりやすくなります。この為、食事や間食は間隔をあけて、一定の時間に食べるようにしましょう。<o:p></o:p>

ホワイトニング装置

再石灰化の促進<o:p></o:p>

また、食後は再石灰化が促されるよう、CPP−ACP(リカルデント)やPOs−Ca(リン酸オリゴ糖カルシウム)が配合されたシュガーレスガムなどを噛むこともお勧めです。(歯科医院で販売されています。)毎日のお口のケアと合わせ、食習慣にも気をつけましょう。<o:p></o:p>

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