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歯は一度でもダメージを受けてしまうと、それが一生残ってしまいます

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2020年8月20日

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これからの歯科治療は「予防」がキーワード<o:p></o:p>

近年の歯科医療の発展はめざましく、新たな素材や治療法、設備・機器などが次々と登場しています。しかしそうした状況にあっても、「天然歯より美しく機能的な人工歯」は存在しません。インプラントや自費診療の入れ歯のように失った歯を補う優れた治療もありますが、それでも天然歯には敵わないのです。<o:p></o:p>

歯は一度でもダメージを受けてしまうと、それが一生残ってしまいます。そして一度虫歯治療で削った歯は、二度と元に戻りません。こうして病気や治療を繰り返すのは、最終的に歯を失うことにつながります。つまり、「痛くなってから治療をする」のでは遅いのです。これまで日本では「歯医者は歯が痛くなってから行くところ」というイメージでしたが、今日ではようやく「歯医者は痛くならないために通うところ」という予防の考え方が浸透しはじめてきました。これからの歯科医療は、ますます予防を中心としたものになっていくでしょう。大切な歯と一生暮らしていくためには、予防への取り組みが欠かせません。<o:p></o:p>

歯科技工 機器

定期検診の重要性<o:p></o:p>

予防歯科の重要性を示したデータがあるのでご紹介します。以下のグラフは、定期検診を受けていた人とそうでない人の平均残存歯数を示したものです。定期検診を受けていた方は80歳を迎えた時点で残存歯数が約16本。その一方、定期検診を受けていなかった方の残存歯数は約7本でした。お口の中は自分自身で見ることができません。定期検診でこれをしっかりとチェックしてもらい、加えて専門的なクリーニングやメインテナンスを受けることで、お口の健康を維持し、ひいては歯の寿命を延ばすことができるのです。<o:p></o:p>

ブラッシング指導<o:p></o:p>

お口の中の状態は人それぞれ。そのため、ベストなブラッシング方法もその人によって違います。当院では患者さん一人ひとりに最適なブラッシング方法を指導し、ご自宅でのケアに役立てていただいています。<o:p></o:p>

光照射器

PMTC<o:p></o:p>

日々のブラッシングでは落としきれない歯の裏や歯のすき間の汚れを、専門の器具を使って徹底的に除去するクリーニングです。軽度の着色汚れであれば、PMTCで落とせることもあります。<o:p></o:p>

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