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歯を失う最大の敵「歯周病」を知ろう

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2019年12月10日

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2005年の財団法人8020推進財団調査によると、日本で歯を失う最大の原因は、歯周病という結果がでています。30代前半までは、歯を失う原因は虫歯がトップなのですが、35歳から歯周病の割合が急激に増え始め、45歳以上からは歯周病がトップになっています。日本では30歳代の約8割が歯周病にかかっていると言われ、「35歳以上の約70%が、むし歯ではなく、歯周病が原因で歯を失っている」と報告されています。<o:p></o:p>

また、50歳代を境に急速に自分の歯が失われていることがわかっています。実はこの要因として、歯周病が大きく関与しています。55歳を過ぎると歯を失う方の割合が大きく上がっていうこと、50代後半から重度の歯周病患者の割合が大きくなっているという結果が出ており、ここからも歯周病が歯を失う原因になっていることが読み取れます。<o:p></o:p>

つまり「歯周病」を予防することができれば、歯を失うことを回避できると言っても過言ではないのです。<o:p></o:p>

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定期健診で歯周病が予防できる理由<o:p></o:p>

歯周病の早期発見による治療が可能になります。<o:p></o:p>

前回の症状と比較することで、的確な治療方法が提案できます。<o:p></o:p>

症状にあったブラッシング指導ができます。<o:p></o:p>

ブラッシングだけで取れない歯石を取り除くことができます。<o:p></o:p>

かかりつけ医を持つことで、他の病気との関係性をしっかり把振できます(高血圧の薬などある種の薬には歯周病を悪化させるものがあります)。<o:p></o:p>

歯周病は歯の表面につくプラーク(食べかすや細菌)によっておこる、「歯の周りの病気」です。歯肉の炎症による出血・腫れを特徴とする歯肉炎と、歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎に分けられます。世間一般で言われている歯槽膿漏は、重度の成人性歯周炎のことを指します。<o:p></o:p>

歯肉炎<o:p></o:p>

歯肉片縁に付着したプラークにより、歯肉に炎症が起こった状態です。初期治療で完全に治癒しますが、痛みなどの症状がないため、定期健診を受けていないと歯周炎に発展する可能性が非常に高いです。<o:p></o:p>

成人性歯周炎<o:p></o:p>

歯肉炎を放置すると、プラークが歯槽骨にまで影響を及ぼし始めます。これが歯周炎です。歯槽骨が徐々に溶け始め、最終的には歯を支えきれなくなり歯が抜けてしまいます。歯周炎の初期段階でも痛みなどの症状がないため、発見された時には手遅れというケースも少なくありません。<o:p></o:p>歯科 タービン 滅菌

3544歳の人ではおよそ85%、4554歳では90%の人が歯周病にかかっています。つまり、ほとんどの大人が程度の差はあっても歯周病にかかっているといっても過言ではありません。また、歯周病は中高年にかけて発症することが多いですが、10代・20代の方も歯周病にかかるケースが近年増えています。30歳以下で発症した歯周病を「若年性歯周病(正式名:襲性歯周炎)」と言います。進行の仕方や症状は通常の歯周病と変わりませんが、若い方の場合は進行が非常に早く、早期の治療が大切になります。「まだ大丈夫」と高を括らず、若い頃から歯周病の予防に努めましょう。<o:p></o:p>

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