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『PMTC』は、歯科医師や歯科衛生士が専用機器を使って行なう歯面清掃のことです

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2019年11月18日

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虫歯や歯周病のリスクを減らす予防治療<o:p></o:p>

予防処置とは、虫歯や歯周病を未然に防いで、歯や口を健康に保つ治療のこと。虫歯や歯周病を治すための治療ではなく、そもそも虫歯や歯周病にしないための予防治療です。また予防処置を通じて、歯周病や虫歯の早期発見、早期治療ができるだけでなく、患者さんお一人ひとりの口内環境改善のための、総合的な治療計画を立てることも可能になります。<o:p></o:p>

ハンドピース

セルフケア+プロフェッショナルケア<o:p></o:p>

セルフケアでは行き届かない部分をクリーニング<o:p></o:p>

ほとんどの方は毎日歯を磨いています。それにも関わらず、日本人の96%が虫歯にかかり、80%以上が歯周病にかかってしまいます。自宅でのセルフケアは大切ですが、それだけでは口内の状態を十分キレイに保つことはできません。セルフケアでは行き届かない部分のクリーニングやブラッシング指導などプロフェッショナルケアを定期的に受けることで、虫歯と歯周病のリスクは大幅に減らせることがわかっています。<o:p></o:p>

PMTC』は、歯科医師や歯科衛生士が専用機器を使って行なう歯面清掃のことです。歯に研磨ペーストをつけ、機械を使って汚れを落としながら磨き上げるので、歯の表面はもちろん、歯と歯の間や歯と歯肉の間などもきれいになります。自分で行なう歯磨きはもちろん大切ですが、口の健康を守るためには、それと並行して歯科医院でPMTCを受けると、より効果的です。それはなぜでしょうか。<o:p></o:p>

毎日きちんと歯を磨いていても、歯垢を100%落とすのは難しいことです。丁寧に磨いてきれいに仕上げられる方でも、歯ブラシで60%、デンタルフロスを使って8085%程度しか歯垢を落とすことができないと言われています。歯並びや磨き方の癖により、磨き残しは同じ部分に起こるので、そこから虫歯や歯周病を発症してしまいます。<o:p></o:p>

歯周病の場合、歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝)が4mm以上の深さになると、歯ブラシや歯間ブラシでは奥の細菌や歯垢落とすことができないので、そのままにしていると歯周ポケットがさらに深くなり、歯を支えきれなくなって抜け落ちてしまいます。歯垢は、そのままにしていると歯石という塊になり、歯磨きでは落とせなくなってしまうので、歯垢のうちにきちんと落とすことが大切です。<o:p></o:p>

歯科 口腔内カメラ

つまり、PMTCを受けることで、自分で行なう歯磨きでは落としきれない細かい部分の汚れをきれいに落とすことができ、虫歯や歯周病の予防効果が高まって、口の健康維持につながるのです。お口の健康状態によってPMTCの頻度は異なりますが、36ヵ月に1回は受けるようにしましょう。<o:p></o:p>

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