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気になる方は早めに歯科医院に相談しましょう

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2019年11月5日

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歯周病は、歯周ポケットに棲みついた「歯周病菌」が歯茎の中に入り込み、慢性的な炎症を引き起こす病気です。あまり自覚症状がないまま進行して歯茎や歯を支える顎の骨(歯槽骨)などの歯周組織を溶かすため、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあります。<o:p></o:p>

その症状、もしかして歯周病?<o:p></o:p>

歯周病は日本人が歯を失う原因の第1位。成人の約8割がかかっているといわれているほど、予備軍の多い病気です。次の症状に一つでも心当たりがあれば、歯周病の可能性があります。気になる方は早めに歯科医院に相談しましょう。<o:p></o:p>

ハンドピース

こんな症状はありませんか? <o:p></o:p>

朝起きるとお口の中がネバネバしている<o:p></o:p>

ブラッシングの時、歯茎から出血する<o:p></o:p>

硬い物を咬むと歯茎から出血する<o:p></o:p>

歯茎が腫れている<o:p></o:p>

歯茎が赤紫に変色している<o:p></o:p>

舌や指で触ると歯がグラグラする<o:p></o:p>

歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなった<o:p></o:p>

歯が長くなった気がする<o:p></o:p>

口臭が気になる<o:p></o:p>

何もしていない時でも歯茎から出血したり膿が出たりする<o:p></o:p>

歯周病の進行段階<o:p></o:p>

プラーク(歯垢)の中の歯周病菌が歯茎の炎症を引き起こす病気、歯周病。歯周病は、炎症が歯茎のみにとどまっている状態の「歯肉炎」、炎症が広がって歯槽骨を溶かし始めた状態の「歯周炎」という2つに分類でき、「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という4つのステップで進行していきます。歯肉炎は歯周炎の前段階であり、「歯周病予備軍」と呼ばれることもありますが、予備軍だからといって油断は禁物です。歯周病が怖いのは、ほとんど自覚症状がないうちにどんどん進行していくこと。歯を失ってから後悔することのないように、日頃から歯周病の予防を心がけましょう。<o:p></o:p>

スケーリング・ルートプレーニング<o:p></o:p>

歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)に溜まったプラーク・歯石を取り除く「スケーリング」を行います。その後、スケーリングでザラザラになった歯面を磨く「ルートプレーニング」を実施。歯の表面をツルツルな状態にして、プラーク・歯石の再付着を防ぎます。<o:p></o:p>

歯科口腔内カメラ

フラップオペ<o:p></o:p>

歯周ポケットの奥深くまで歯石が溜まっていて、スケーリングでは歯石を除去しきれない場合はフラップオペという外科手術を行います。歯茎をはがし、こびり付いた歯石を取り除きます。軽度の歯周病であれば、スケーリング・ルートプレーニングで改善が望めますが、重症化するとフラップオペなどの外科手術が必要になります。治療費や治療期間はもちろん、患者様にかかる精神的な負担も大きくなってしまいます。歯周病は、かかってしまってから治療するより、かかる前に予防することが何より重要。そのためには、毎日のブラッシングはもちろん歯科医院での定期検診が欠かせません。<o:p></o:p>

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