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歯周病は、虫歯のように痛みが出るなどはっきりとした症状がありません

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2019年1月17日

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歯周病は、歯垢(プラーク)の中に含まれる細菌が引き起こす感染症です。<o:p></o:p>

はじめは歯肉が炎症を起こして腫れる歯肉炎になり、そのまま放置しておくと、歯を支える骨(歯槽骨)がやがて溶けてしまう歯周炎へと悪化します。歯肉炎と歯周炎を総称して歯周病といいます。現在、日本の成人の80%以上の方が歯周病の何らかの症状があるといわれています。歯周病は、その進行程度により一人ひとり異なるので、その方にあった治療方針を立てていきます。<o:p></o:p>

歯面清掃用ハンドピース

歯周病の原因<o:p></o:p>

お口の中には、およそ400種類の細菌が住んでいます(口腔常在菌)。これらの細菌はとくに悪い影響を与えることはありませんが、ブラッシングが十分でなかったり、砂糖を過剰に摂取したりすると、細菌がネバネバした物質を作り出して歯の表面に付着します。これを歯垢=プラークといいます。プラーク1mgの中には約10億個の細菌が存在するといわれ、虫歯や歯周病を引き起こします。その中で歯周病を引き起こすとされる細菌は10種類以上あります。プラークは粘着性が高く、うがい程度では落ちません。このプラーク中の細菌が毒素を出し、歯肉に炎症を引き起こします。

歯周病は、虫歯のように痛みが出るなどはっきりとした症状がありません。そのため、かなり進行しないと自覚症状として出てこない疾患です。細菌は毒素を出し続けて、その影響により歯槽骨を溶かしていき、やがて周囲の骨の支えを失った歯は抜けてしまいます。
また、歯を支えている骨(歯槽骨)や、歯と歯槽骨をつなぐ繊維(歯根膜)などは、一度破壊されてしまうともとには戻りません。<o:p></o:p>

歯肉炎<o:p></o:p>

歯肉にのみ炎症が起きた場合で、歯槽骨には影響がない状態です。歯と歯肉の間の溝(歯肉溝)にプラークが溜まり、歯肉が腫れて出血しやすくなります。<o:p></o:p>

軽度歯周炎<o:p></o:p>

歯肉の炎症によって歯肉溝が深くなり、歯周ポケットが形成されます。プラークにより細菌が歯周ポケット内で毒素を出し続けて、その影響で歯槽骨が溶け始め、歯肉も下がり始めます。歯周ポケット内にプラークや歯石がこびりつき、ブラッシングでは簡単に取りきれない状態に進行していきます。<o:p></o:p>

中等度歯周炎<o:p></o:p>

歯槽骨が破壊され続け、歯周ポケットがさらに深くなります。歯が動いたり、浮いたりするような違和感が生じ、さらに歯肉が痛み、膿が出ることがあります。歯肉が下がることで歯が長く見え、歯と歯の隙間が広がっていきます。また、口臭が気になることがあります。<o:p></o:p>

オートクレーブ滅菌

重度歯周病<o:p></o:p>

歯槽骨が深く広範囲に溶けていき、さらに歯周ポケットが深くなります。歯が大きく動き、グラグラとしてきます。周囲の骨の支えを失った歯は、前後左右に加えて上下にも揺れるため、痛くてものが噛めなくなることもあります。最後には歯が抜けてしまいます。<o:p></o:p>

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