では、こうした歯科医には、どのように質問するのがいいのか。
「まず、『主訴についてはどう治療するのがいいでしょうか』と聞いてみる。それに耳を貸さず噛み合わせの話ばかりする場合は、疑ってかかったほうがいいでしょう。
さらに、『主訴の部分と噛み合わせはどう関わっていますか』と確認しましょう。いろいろ説明をされると思いますが、一つの判断基準になるのは、『左右』の問題です。
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たとえば、右の歯が痛い場合、右側の歯のいずれかに噛み合わせの問題があることがほとんどです。右の歯が痛いのに、左の歯の噛み合わせ治療を勧めてくる歯科医とは、警戒して付き合ったほうがいい」
流行っている治療だからといって安易に飛びつかず、よくよく説明を受けたほうがいい。
ケースごとに、「訊ね方」を紹介してきた。どの例にも共通して重要なのは、訊ねたことに対して歯科医が意を尽くして説明してくれるかどうかだ。
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